全国的にインフルエンザが流行しつつあります。
僕の姪の中学校でも、インフルエンザによる学級閉鎖があり、また、朝の通勤時にもマスクをされている方を多く見かけるようになってきました。
インフルエンザなどの感染症には、
・うがい
・手洗い
など、体の中にウイルスを入れないための予防法が有効と言われています。
帰宅時には、
・うがい
・手洗い
を忘れずに行いたいですね。
そして、体の中からの予防として、脂溶性(脂に溶ける性質)のビタミンDが、効果的と考えられるとの報告が、米国Atascadero州立病院の医師らによりなされましたので、ご紹介致します。
インフルエンザの流行のパターンを調べると、ビタミンDの欠乏と強い関係が見いだされました。
インフルエンザの流行は、冬です。
冬は日照時間が短く、また外気温が低いため、外出を避ける事もあります。
ビタミンDは、日光に浴びることで体内で生産されますので、日光にあたる機会の少ない冬は、どうしても体内のビタミンDが少なくなりがちです。
それらの事柄から、インフルエンザの予防には、ビタミンDが効果的と考えられているようです。
今回の報告をされている医師らは、インフルエンザの予防にビタミンDを1日2000IU(IU=国際単位。マイクログラムに換算すると、50マイクログラムになる)をオススメしているそうです。
ビタミンDの1日の上限量としては、年齢により上限量に変動がありますが、成人であれば、1日100マイクログラムです。
日本人のビタミンDの1日の摂取量(平成25年の国民健康・栄養調査より引用)は、
・男性:平均8.1マイクログラム
・女性:平均6.9マイクログラム
しており、1日の目安量はクリアしているそうですが、インフルエンザ対策の目安量50マイクログラムを目標とすると足りていません。
ビタミンDは、脂溶性ですので、野菜や肉には少なく、
・免疫力向上
・血液サラサラ
などの働きがあるといわれているDHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸を豊富に含む、
魚に多く含まれています。
インフルエンザ対策として、
・手洗い
・うがい
に加え、
・日光にあたる
・魚を食べる(ビタミンDの摂取)
を心がけてみてはいかがでしょうか。
【ハービックス】店長の岩屋でした。