赤城さんと駅まで歩きながら、今日の婚活パーティーについて話しました。

 

赤城さんは婚活パーティー初参加だったそうで、

 

「職場の後輩からこのようなイベントがあると聞いたんです。

 

興味がわいて参加してみたんですが、緊張して上手く話せませんでした」

 

と苦笑いしてました。

 

「でも、楽しかったです。

 

いつも家で1人で飲んでるので、たまに大勢で飲むのもいいですね」

 

そう言って笑いました。

 

他愛もない話をしているうちに、赤城さんもアウトドアが好きなことが分かり、

 

話が盛り上がったのですが、そのタイミングで駅に着いてしまいましたえーん

 

嫌だ・・・。ここでお別れしたくない・・・

 

私が意を決して連絡先を聞こうとした時、

 

「みどりさん、時間まだいいですか?

 

良かったら駅前の店でもう少し飲みませんか?」

 

なんとビックリマーク赤城さんからお誘い頂いたのです飛び出すハート

 

私は即座にOKし、赤城さんと一緒に駅前のバーへ行きましたニコニコ

 

 

バーでお互いの趣味の話をしているうちに、赤城さんは徐々に打ち解けてきたようです。

 

2杯目のハイボールを飲みながら、少しづつ自分のことを話してくれました。

 

5年前に離婚したこと。

 

2人のお子さんは元奥さんが引き取ったこと。

 

広い家に1人で暮らしていること。

 

休日はいつも1人で過ごしていること等・・・

 

この時の赤城さん、横顔が少し寂しそうでしたショボーン

 

本当は寂しくて、誰かに話を聞いてほしかったのかな・・・

 

そう思った私は、赤城さんの言葉に真摯に耳を傾けていました。

 

すると、ひと通り話し終えた赤城さんが、私に微笑みかけてこう言ったのです。

 

「不思議だな・・・。

 

みどりさんに話を聞いてもらったら、何だか気分がスッキリしました」

 

「そうですか。それを聞いて私も嬉しいです」

 

私はとびきりの笑顔で答えました爆笑

 

以前『傾聴(けいちょう)』を学んでいたのですが、もしかしたらその効果が出たのかもしれません。

 

そしてお店を出る時、どちらからともなく連絡先を交換し、

 

「また会いましょうね」

 

と約束して別れました。

 

やったー!!爆笑キラキラ

 

私は有頂天で帰宅しましたスター

 

 

 

ですが・・・

 

それから赤城さんの長期出張と私の繁忙期が重なり、連絡はとれても会う時間がとれず・・

 

あっという間に1か月が過ぎてしまいましたガーン

 

このままフェードアウトかも・・・汗

 

私が意気消沈してあきらめかけていた時、

 

「お久しぶりです。


昨日、出張から帰ってきました。

 

みどりさん、今週末は空いてますか?」

 

赤城さんから連絡があったのです音譜照れ

 

 

③に続きますクローバー