先日、こちらの映画を観てきました。↓

 

 

『護られなかった者たちへ』

 

東日本大震災から10年目の宮城県仙台市。

全身を縛られたまま放置され、”餓死”させられるという不可解な殺人事件が相次いで発生。

 

事件の捜査線上に浮かびあがったのは、刑期を終え出所したばかりの男。

 

なぜこのような無残な殺し方をしたのか?

男の過去に何があったのか?

 

事件の真相を追っていた刑事は、衝撃の真実を目の当たりにする…。

 

 

私は東北在住です。

 

海側ではなく内陸に住んでいるので津波の被害はのがれましたが、それでも震災後は不自由な生活を強いられました。

 

今年の春、夫と岩手県三陸海岸を訪ね、震災後10年経った被災地の様子をしっかり目に焼き付けてきました。

 

私たちが宿泊したホテルは高台に建っていた為、震災直後は避難所として開放され多くの被災者を受け入れたそうです。

 

当時の様子が写真展示してあり、困難な状況の中、被災者の方々がお互い励ましあい、助け合う様子が写真からも見て取れて、胸が熱くなりました。

 

 

話がだいぶそれましたが…。

 

この映画のテーマは”震災””生活保護”です。

 

実際、震災後は生活が困窮し、生活保護を申請する方がものすごく増えたようです。

 

それが犯人の殺害動機にも繋がるのですが…。

 

とにかく悲しいです。私は最初から最後まで泣きっぱなしでした。

 

でも、多くの人に知ってほしい大切な映画です。

 

興味を持たれた方はぜひ劇場に足を運んでください。

 

佐藤健さんの鋭い”目ヂカラ”に圧倒されますよウインク