蘇州軌道交通の旅(10) | 蘇州日記

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2015年4月から蘇州に単身赴任しています。蘇州での生活をブログに書いてる人が大勢いて、赴任前にとても参考になったので、真似することにしました。

今日は蘇州軌道交通1号線の東から9つ目の駅「中央公園」(ジョンヤンゴンユアン)の紹介です。







この駅はその名の通り、中央公園という公園のそばにあり、駅の出口のうちのひとつは公園の敷地内にあります。

中央公園は多分、園区のシンボル的な存在として作られたのだろうと思います。

下の碑によると、1999年にシンガポール首相のリー・クアンユーが来て開園式をやったようです。




どんな公園かというと、東京で言えば代々木公園とか日比谷公園みたいな感じですかね。

樹木があったり・・・・・





池があったり・・・・・・





芝生があったり・・・・・




野外ステージがあったり・・・・・・





遊具があったり・・・・・・




変なオブジェがあったり・・・・・・





噴水があったりします。
(写真を撮った時は水が出てませんでしたが)





噴水の周りには32か国の国旗が並んでいます。





32本の国旗は、真ん中に通路がある関係で左右に分かれていて、それぞれの一番内側が中国の旗とシンガポールの旗になっています。
(判別しづらい写真ですみません)







日本の国旗も一応内側から三番目にありますよ。





この辺りでは地下鉄は蘇州大道西という道路の下を走っているのですが、この道路は東方之門から始まって、この公園にぶつかって一旦途切れてしまいます(公園が終わってまた始まりますが)。

これって、パリのシャンゼリゼ通りが凱旋門から始まってコンコルド広場で終わるのを真似してるんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか?

下の地図だとちょっとわかりづらいかも知れませんが、緑の線は地下鉄なので公園を突っ切っていますが、その上を走る道路は公園にぶつかって終わってしまうのです。





公園の横には、蘇州では珍しい昔のヨーロッパみたいな建物があります。上海の外灘にありそうな建物です。




「これは何の建物だろう?」と前から気になっていたのですが、近くに行ってみたら税関の建物でした。

なんだ、面白くもなんともないじゃん。



駅から北西にちょっと行くと、こちらで紹介済みの印象城というショッピングセンターがあります。




印象城の西側を南北に走っている星杭街の上には常台高速という高速道路が走っています。




「常台」というのは常州と台州の地名から来ていて、常州と台州を結んでいるからこういう名前が付いています。中国の高速道路と高速鉄道は基本的にそういう名前の付け方になっていて、日本の「東名」とか「阪神」と同じネーミング方式ですね。




それ以外はひたすらアパート(日本で言うマンション)が並んでいるだけで、特に面白い場所は見当たりません(笑)。




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第11回・東环路へ

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