ここら辺から 一歳位の子供の話になるので

タイトルを赤ちゃんから 幼児に変更しました。

ニコニコ

 

息子君が小学校二年生の時に

 知能テストをうけ その結果 

ギフティッド チャイルド (Gifted Child = 神様から高い知能と言うギフトを与えられた子供)と

認められて 特別なクラスに入れるようになったことは

以前 アメリカ生活のカテの”アメリカのデタラメな親”でお話した。

 

こちらでは年に一回 教育委員会がGifted Childの

その年の教育指針の説明会を開く。

 

毎年色々な話をしてくれたが

その中でも特に興味深かったお話のお裾分け。

 

ある年 教育委員会長の女性が

こんな話をしてくれた。

「皆さんは頭のいい子供とGifted Childの違いが何だかご存知ですか?」

 

私には全く検討が付かなかった。

 

以下はその時に説明してくれたことがまとめてある表。

英語ですみません。

 

ちなみにGifted を英和で引いてみたら 天賦の才となっていました。

 

左が頭のいい子                  右が 天賦の才のある子

(この表は参考までに載せただけで今回の私の話にあまり関係がないので

日本語訳をしていません。興味があったら グーグルで和訳ができるハズです。)

 

 

上記の様に 色々と違いはあるが

中でも際立つ違いと言うのが一つあって

それは

Gifted=天賦の才のある子というのは いつも 何かしら 疑問に思うことが多いらしく

幼少の頃から 「なんで?」 「なんで?」と

周りの大人が困るくらいいつも質問してくる。

とう事が大きな特徴らしい。

 

家の息子君は 言葉が出始めた一歳ちょっと過ぎの頃から

”なんで?=WHY?”という単語を覚えてからと言うもの 

一日最低でも20-30回位 なんで?と聞いてきていた。

 

たまに来る 息子君の叔父さんから

「なんで?なんで?って何十回聞いて来るんだ。こっちもいい加減嫌になるから 

もうなんで?って聞くなって言ってくれ!」と言われたことがある。

 

私は 物事に興味があるのはいいことだから 質問する事を”悪い事”だと

息子に思って欲しくないから 質問されて嫌だったら 「僕には分からないから

お母さんに聞いてって言って。 絶対に叱らないでよ!」と釘を刺したことがある。

 

1歳の子供相手に何を本気で怒ってるんだと こっちも憤慨したことがあるのだ。

 

彼(その叔父さん)も今では 三人の子供を持つ親になっていて

6歳 4歳 1歳の男の子達が居る。

 

6歳の子は頭がいいからGiftedかもしれないと回りに言っているらしい。

 

あれだけ彼が嫌がっていた何度も何度も質問をしてくる子供と言うのが

天賦の才のある子供の大きな特徴だなんて夢にも思っていないだろうけど

もし私に言って来こようものなら 何で?何で?って一日に何十回も聞いてこない様なら

多分 間違いなくGiftedじゃないよ。と

言ってのけてやろうと思っている。

 

 

ここで 私が言いたいのが

 

子供が何で?って聞いてきたら 

喜んで嬉しそうに説明してやって下さい。と言う事です。

 

どんなに忙しくても 面倒でも

1-2分、 2-3分もあれば出来る話しです。

何でも小さなことの積み重ねなんです。

 

そして 出来れば。 出来ればですが 

親も喜んで説明していると態度で伝わるように

笑顔を見せて 「それはねーっ」て言いながら 

”しゃがんで”

”子供目線に自分の目線を持っていって”

”嬉しそうに”

説明してあげて下さい。

 

自分が分からないことを説明すると言うことを

お母さんや お父さんは

大切な事だと考えてくれているんだ。と子供が思います。

 

こういう親の真摯な態度が 子供のやる気の源になるのと私は信じています。

 

はっきり言って 私も 本当に面倒な時は

多々ありましたが そういう時は 上を向いて 

息子君に嫌な顔をしているのが見えないようにして

いやーな顔を止めて笑顔に出来たときに下を向いて

しゃがんで 嬉しそうに説明していました。

 

伸びようとしている芽を摘まないよう。

 

芽がしおれたり

枯れたり

伸び悩んだり

しないよう。

 

 


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