ニューヨーク州北部にある湖、

レイク・ジョージから

昨夜遅くに戻りました。

 

ただいま〜。

 

 

って湖の写真ですが。

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

しつこく何度も書きますが、

 

大自然に囲まれて暮らすと

 

都会での暮らしが

ちっぽけに思えて

チョー切ないです。

 

 

 

 

 

 

借りていた家はドアが軋むほど古く

オサレ感はゼロでしたが

そんなことはどうでもよく

とにかく立地が最高でした。

 

この状態で振り返ると・・・

 

 

これです。目の前が湖。

 

 

こんな暮らしも存在するんだな・・・と。

 

この家のオーナーは夏の一時期をここで過ごし、

残りはコネチカットに住んでいるそうです。

 

超理想。

 

 

 

 

ドアを出て一分で

魚釣り親子が可能です。

 

 

 

 

 

さて湖畔の滞在ですが、

後半2日は雨でした。

 

それでも違った顔の湖を見ることができて、

私は大満足。

 

 

ボートに載って

チュービングもしましたが、

水面が波打って荒かったので

早めに切り上げました。

 

下の写真では長男は笑ってますが、

私は心臓ばくばくでした。

 

天候が荒くボートがバンバンと上下。

彼らが頭をボートにぶつけないか心配で心配で。

 

自然は甘く見てはいかん

ということも学びました。はい。

 

 

 

 

キャビンに戻ってから

次男はナメクジを4匹見つけて大喜び。

タイムラプスで動画を撮っていました。

 

 

ナメクジではしゃぐ彼を見て

どれだけ自然に触れていないのかを痛感。

 

本気で罪悪感満載の母。

 

ナメクジなんて昔どこにでもいたし、

よく塩かけて遊んでいたよな〜。

 

塩かけんなって話ですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからは真面目な子育ての話です。

 

 

 

 

 

 

今回の湖畔バケーションでは

次男13歳の非社交性が際立ち

かなり気になりました。

 

もともと内向的な彼ですが、

さらに拍車がかかってる・・・

 

子供は総勢で8人いたのですが、

終始、輪から外れる彼。

 

気がつくと大人とつるんでいる。

 

 

 

子供たちと遊んでおいでよと

時おり声は掛けるものの

あまり言いすぎるのも逆効果だし

せっかくのバケーション

好きにさせたい気持ちもある。

 

しまいには本人も

「どうやってソーシャライズするのか

パンデミックで忘れた」と言い出す始末。

 

だーよーねー。

 

 

 

 

 

無理に押しても良くない思い、

とりあえずは様子を見ることに。

 

 

 

 

 

すると気づいたんですが・・・

 

彼とは真逆を行く超外交的な同13歳の女子に

"anti-social" アンチ・ソーシャル!と

厳しくツッコまれながらも、

時にはトランプゲームに巻き込まれたり

チラチラっと交わってはいた。

 

 

 

そして最終日の前夜、

8人の大人が観客として招待され、

子供たちは10分程度の即興のお芝居を披露。

(すごいビックリした)

 

こういうのは大の苦手な我が家の男子は

きっと脇で見てるだけだろうと予想したのですが、

 

長男は照明、次男はiPhoneで撮影係として

恥ずかしそうではあったけれども

ちゃんと参加したぢゃないですか!

 

ただの遊びなんですが、すごーい。

 

撮影係でも照明でも、母は感動したよ!

 

拍手拍手拍手拍手

 

 

 

 

 

結果的に思ったのですが、

 

その本人にとってポジティブに機能する輪

(つまりグループや仲間)があれば、

 

その輪を出たり入ったりしながらも

そのダイナミクスに影響されて動くようになれる。

 

言い方を変えれば波動が同化してくる。

 

 

 

 

ここでリンクしたのが

一緒に滞在していた友人の話。

 

その友人の義母は孫が生まれるとすぐに

「子供には多くのグループ・輪に属させなさい」

と彼女に言ったんだと。

 

その義母はハイソサエティに生きているので

「友人を作る」だとか

「コネクションを広げる」だとか

いろんな意味を込めて言ったと予想しますが、

一理あるなと。

 

ソーシャルスキルを得て

損することはまずないし、

 

仲間と一緒に自分を向上できる輪があれば

人生はとても豊かになります。

 

 

 

 

 

それがクラブ活動であれ

同好会であれ

アフタースクールであれ、

 

輪に入る。

 

仲間を作る。

 

 

 

 

人間は元来ソーシャルな生き物だもんな。

 

 

 

 

 

 

しかし。

 

ここで浮き上がるのが

 

めんどくさい、

やりたくない、

興味ない

 

と拒否するティーン。

 

それはウチのボーイズ。

 

最初の一歩すら踏み出せない

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

そこで次に出てきたのが

イェール女史の体験話。

 

先に出てきた超社交的な13歳が

彼女の長女です。

 

 

 

その友人は数年前、

夏休みの活動の一つとして

長女に陸上競技のサマーキャンプを勧めたと。

 

母親のカンで

参加すれば楽しいことは分かっていたのと、

 

参加しなければ家で・・・

何するの?って話。

 

 

 

 

しかし長女は参加を渋ります。

 

特に理由もなく。

 

 

 

 

そこでイェール女史のとった策が

長女の4人の友人のママ達と話し合い

「みんなで参加させよう」とグループ合意。

 

子供たちの背中を押すようにして

全員の参加が決定。

 

結果はどうなったかというと、

予想通りみんな楽しんだんだと。

 

参加したうちの2人は、

ハイジャンプか何かで

かなりいい線まで行ったらしいです。

 

 

 

 

 

「時には子供の背中を押すのも有効だと思った」

 

と彼女。

 

どこをどう押すかは親の勘(ここ肝心)。

 

でもエンジンさえかけてしまえば

あとはオートクルーズ。

 

 

 

 

この「背中を押す」行為に

罪悪感を感じやすい私なのですが、

 

時には有効であるというのも

よーーーーーーく分かるんです。

 

 

 

 

 

よって決心しました。

 

 

 

 

 

今までは息子たちに

「やりたくない」と言われたら

そのまま不参加にしていたクラブ活動。

 

秋から対面で学校が再開したら

放課後のクラブ活動に

がっちり参加してもらうことにしました。

 

 

 

輪。

 

仲間。

 

そこからソーシャルスキルを学んで

友達を作って、

揉まれて、

 

たくましい人間になってもらいます。

笑い泣き

 

 

 

 

 

 

湖に突き落とすゲームは

バンバンやったので、

 

次はソーシャルシーンに

突き落としてみます。