大学院で幼年期の教育を
勉強していた時です。
確かクラスルーム・マネジメント
の授業だったと思うのですが、
その時の教授が
「先生や大人の言うことを聞かない
いわゆる問題児に与える診断がある」
と言い、びっくりした記憶が
あるんですよね・・・
何にでも診断が出るんだなぁと。
私の場合は幼年期が専門だったので、
あまり実感が湧かなかったのですが、
中学、高校くらいで出るのかな、と。
その症状の名前は
Oppositional defiant disorder (ODD)
反抗挑戦性障害
すごい名前・・・
ジョンズ・ホプキンスの
ウエブサイトによると、ODDとは:
Oppositional defiant disorder (ODD) is a type of behavior disorder. Children with ODD are uncooperative, defiant, and hostile toward peers, parents, teachers, and other authority figures.
行為障害(って言うのかな)の一つ。ODDと診断された子供は非協力的、反抗的、そして仲間、親、教師や権威を持つ者に対して敵対的。
とのこと。
なぜこれを思い出したのかと言うと、
今朝のツイートで見たこれ。↓↓↓
白人の子供は、黒人の子供に比べて
ASDやADHDの診断が
診断が出やすいそうです。
反対に、
黒人の子供は、
ODD、反抗挑戦性障害の診断が
過剰に出ていると。
教育や医療システムにも
POC(person of color)に対して
人種差別がありませんか?と。
なるほど!と思いました。
確かにそうじゃない???
データを見たかったので
ネットで軽く調べましたが、
やはりODDの診断は黒人の子供に
多く出ています。
その視点はなかったから、
ちょっとショック。
この場合はいろいろな要素が
絡んでいるかと思います。
貧困とか、
社会的な抑圧の怒りとか
教師や大人の偏見とか、
諸々。
今のアメリカは
いろんな現状が
ボコボコと表面に浮上していますねぇ。