長男が産まれた時から通っている、行きつけの小児科があります。
オールドスクールなんです。とっても。
ローテクで、FAXすらない。
でも息子はハーバード大へ行ったんですよねー。
かなり面白いキャラなので、ここにも書きました。
子をハーバードへ入れた近所の町医者①
子をハーバードへ入れた近所の町医者②
とても好きなお医者さんなのですが、困る事もあります。
定年をちょい過ぎたくらいのお年なんですが、それだけに彼女の知識も更新されていない・・・
改めてそう思ったのがマルチ・ビタミン剤について。
彼女は子供達にビタミン剤をあげるようにと勧めます。
以前はあげていなかったんですが、そう言われて毎日与える事に。
旦那の母も以前は「なんであげてないの!」なんて驚かれたくらい。
昔はそれが一般的だったようです。
でも今、ビタミン剤を与えている親って少なくないですか?
私の周りにはいないですよ・・・
ま、それでも言われた通りにあげているのですが、コレを読んで思い直しています。
アメリカのウェブサイト、「Babble」
Multivitamins for Kids - 8 things you need to know
「子供のためのマルチ・ビタミン剤ー8つの知っておきたいこと」
8つのポイント、簡略してみます。
①ほとんどの子供にマルチ・ビタミン剤の必要はない
米国小児学会(The American Academy of Pediatrics)によると、健康な子供にマルチビタミン剤を与える必要性は特にないそう。
②でも多くの子供はビタミンDのサプルメントが必要(一日で400 I.U.)
ほとんどの子供が必要量を摂取していないそう。理由はあまり外で遊ばなくなったから。遊んだとしても今は日焼け止めを塗る人が多いので、ビタミンDのフォーメーションをブロックしてしまう。
③マルチビタミン剤が助けになるとは限らないが、無駄になる事もない。
子供がよく病気になったり、成長が思わしくない場合は、かかりつけの医者に聞いてビタミン剤の必要性を問おう。
④オメガ3脂肪酸等が、脳の発達を助けるとの根拠がまだハッキリしていない
⑤一日の必要摂取量パーセンテージでなく、実際のビタミン剤の量で判断しよう。
推奨される一日のビタミン剤の摂取量はよく変わるので、「一日の摂取量の何パーセントが入っています」という表示ではなく、実際の量(I.U.s, mgs, mcgs)を参考しましょう。最新の摂取量についての情報はInstitute of Medicine
のホームページで得られます。
⑥ビタミンは出来る限り食べ物から摂取しよう
ビタミン剤は好き嫌いの多い子供へのお助け舟ではありません。ビタミンは食物から取ると吸収されやすいです。
⑦ストア・ブランドでも有名ブランドでもオーケー
米国FDA(The Food and Drug Administration)はビタミン剤の規制を管理していますが、商品が売られる前にテストされるとは限りません。確実なものを求めたい場合は、35ドルの年会費を払ってConsumerLabを購読するとよいでしょう。
⑧ビタミンDは食物に稀にしか含まれていないが、取れない事もない。
脂肪の多い魚、例えばサケやマグロから摂取するのがベスト。または牛のレバーやチーズ、タマゴの黄身にも少量含まれています。
うちの場合、長男の持病の専門医から、ビタミンDは一日800 I.U.取るように言われています。
ケースバイケースだと思うので、詳しくは主治医に問い合わせてみるのがベストだと思います。
正確にはオリジナルの記事を参考にして下さい!
Multivitamins for Kinds