主体的な学びと、受験 | たこぼうずのブログ

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日々考えていることを、
綴っています。

アメブロは12年目です。

「教わる」ということが

苦手というかセンスがない。


人から何かを言われたり、

指示されたりすると、

混乱することが多い。


自分なりに考えている段取りや

ペースを崩されてしまうことで

混乱するだけでなく、


単純に「人から何かを言われること」が

苦手なのだと思う。


幼い頃からのトラウマのようなもので、

人が何かを言ってきた時は

自分を攻撃する時だという認識が

無意識に存在するため、

身構えてしまう。


そこで、

勉強においても

「授業で学ぶ」よりも

「独学」が圧倒的に向いていた。


高校の授業は、

なかなかにしんどいものであった。


どんどん授業が理解できなくなり、

成績表は全て1か2であった。


受験勉強する余裕などなく、

受験は失敗に終わった。



自分の受験は、

高校がなくなる2年目だと思った。


独学が合っていることは

分かっていたので、

「自分に合う教科書選び」から

始めた。


教科書センターに足を運び、

目で見て学ぶ教材を選んだ。


そうして高校3年間の勉強を

一気に独学で終わらせた。


そう考えると、

学校の授業というものは

なんだったのだろうと思う。


自分にとっては

出席すればするほど

混乱するものであった。


時には授業をさぼり、

図書室で同じ内容を

独学する時もあった。


もしかしたら、

自分は「学校で学ぶ」というスタイルが

合っていない子どもだったのかもしれない。


「自分なりに考え、主体的に学ぶ」

スタイルが、

学校で学ぶ上では邪魔をしていたような

気がする。


そう考えると、

日本の乳幼児期で育むことが

推奨されている、

「主体的な遊びを通した学び」

というものは、


学校での学びに

弊害になるケースも

起こりうるのではないだろうか。


実際に、

自分が担任した子どもたちの中から、

就学して「物足りない」

「つまらない」という

フィードバックを受けたこともある。


小学校教育もさまざまだが、

一斉授業で

指示に従うばかりの授業では、


幼児教育とのギャップを

感じざるを得ないだろう。


教育って難しい。


だからこその、

保幼小連携だと思うが、

そこまでの擦り合わせは

どこまで実現できているのだろうか。


場合によっては、

「小学校のやり方」に

幼児教育のうちから「合わせる」ことが

推奨されている地域もある。


もちろんどちらが正しいとか

どちらが主体というわけではなく、


意見交換を重ねて

「子どもたちに何が最適か」を

描いていくのが

保幼小連携だと思う。


しかしながら、

そのバランスを欠いている気がするのは、

自分だけだろうか。




話がとっ散らかってしまったが、

受験においても

「塾に通う」ことが

必ずしも最適な環境ではないし、


「独学」が

必ずしも最適な環境でもない。


1つの勉強法で

うまくいかなかったとしても、

悲観することはないと思う。


自分に「合う」勉強法を見つけることで、

飛躍することも充分ある。