おはようございます。
本日も、昨日に引続き、地球探索鉄道号の乗車レポートを投稿してまいります。
今回は根室と釧路の間を往復するにあたり、往復分の指定席券(約1,600円相当)を購入しました。
しかし、復路はともかく、実際に席に座ってゆっくりしたのは往路のみ。
それでも損したとは思っていません。
少なからず、乗務員さん達の生活の足しになればと思っています。
車内のトイレも掃除が行き届いていた上、アテンダントさんの対応も適切と、良い列車であると考えております。
車内には、北海道外に住む日本人の他、少なからず外国人観光客の姿もありました。
彼らもまた、野生動物との遭遇に驚いていました。
ここは馬牧場の一角。
多くの馬がここで草を食べていました。
列車に乗車中の話になりますが、「鹿さん危機一髪」は何度かありました。
しかし、何故か「熊さん危機一髪」に遭遇したことはありません。
「馬さん危機一髪」もありません。
同じ土地に共存しているのに、少々不思議に思えます。
尾幌には15:18の到着。
隣の上尾幌までは9.2kmの距離です。
車内で軽くお昼を摂りましたが、備え付けのゴミ箱に入れることが出来ました。感謝。
助手席側の窓ガラス、だいぶ曇ってきました。
トンネルが見えてきました。
花咲線にはトンネルが全部で3つ有り、全て上尾幌~別保間にあります。
3回トンネルを通過する間に、尾幌川を3回、別保川を6回、それぞれ渡ります。
世の中には農地用や海岸用と、様々な防風林がありますが、ここに見えるのは鉄道用の防風林です。
線路沿いに鹿さん出現。
あぶない!
ここでも非常ブレーキが間に合いました。
今回、根室から釧路まで終始運転席の真後ろにいました。
カブリツキをしていて思ったことを率直に申し上げます。
運転士さん、あなたスゴイよ!
走る列車の運転席から、よく鹿さんや鳥さんを見つけて警笛鳴らしたり非常ブレーキをかけたりできますね!
私なら、たとえ列車でもクルマでも、運転中にこの地域で野生動物に遭遇したら、確実にブレーキのタイミングを外しまくるでしょう。
素人的な考えで恐縮ながら、雪の降る真冬よりも、それ以外の春や夏、秋の方が、線路沿いの野生動物を見つけるのが難しいように感じます。
まるで難易度の極めて高い「ウォーリー、もとい、野生動物を探せ」のように感じられなくもありません。
もしかすると、相当視力がいいのでは?とさえ思ってしまうほどです。
武佐には15:49の到着。
2両分しかないプラットホームを持つ駅です。
武佐を出ると、終着の釧路まではあと少しです。
そう。
北海道では「終点」とは呼ばずに「終着」と呼ぶのがポイントです。
釧網本線の線路が見えてきました。
根室を出たときは曇りでしたが、釧路到着時は生憎の雨でした。
同じ北海道内でも気候は大きく異なるのですね。
釧路川の鉄橋を通過。
釧路駅では5番線ホームに到着します。
駅長室から最も離れたホームです。
列車はこの後、指定席車両を切り離し、16:06発の釧路行として折り返しました。