おはようございます。
台湾南部には、台鐵で最も大きな中間駅があります。
その駅名を加祿と呼びます。

 

 

台鐵では最も停車本数の少ない有人駅であり、かつ台鐵で唯一災害時に備えて国内で唯一駅前にヘリポートが設置されているのが特徴です。
一日の平均利用者数は2名、運賃収入は1日あたり122元(604円)。

旅客営業だけ考えますと大赤字でしょう。

 

 

しかし、この駅は毎月100万元(約495万円)の収入元があります。
それが貨物輸送で、毎日2~4本の貨物列車が発着しています。

普通の貨物列車の他、軍用列車の発着駅であることも特徴です。

 

 

最近では藍皮解憂號の停車駅に加えられ、毎日200名近い利用客が乗り降りし、名物である硬券の売り上げも上昇しています。