おはようございます。
先日、久しぶりに台湾高鉄の3人がけシートに乗りました。

台北始発のその列車は、乗車前日まで「満席」状態でした。
日付が変わった日の早朝6:00AMに台北駅の券売機前に整列して、ようやく3人がけ席の中央部分が取れたのです。

 



着席して早々に背もたれを最大限に倒したところで、後ろ側の席に別の乗客がやってきました。
念のため背もたれを起こしたら「ありがとうございます」よりも「大丈夫ですよ。気にしないで。」と声をかけられたのです。

日本ではあまり聞けない、やさしい声かけを耳にしました。
「背もたれは起こしてあって当たり前」の考えが増えてきていないかと危惧しています。

最近では、新幹線以外の特急列車も然り、背もたれを倒すのにも後ろの乗客へ相談しなくてはならず、勝手に倒すと後ろから背面を蹴られたことすらありました。


一部の報道では、抑えた指定席が気に入らず、あえて自由席に移動する人もいるようですが、この考えが理解できずにおります。
 

そう考えますと、日本の新幹線旅行は昔と比べて気遣いが格段に必要になったような感じがします。