おはようございます。
今年で開業58周年を迎える東海道新幹線ですが、営業運転開始当初は8号車に食堂車が連結されていました。
名古屋と岡山の両駅には、食堂車が連結されていた時代を物語る名残が残されています。
それが、この排水ピットです。
この写真は名古屋駅の17番線ホームのものです。
当時の0系新幹線は食堂車、特に厨房から発生する汚水を床下のタンクに一旦溜め込み、途中駅で停車中に排水する方式が採用されていました。
その排水溝が今も残っているのです。
17番線ホームには排水ピットが残されていますが、16番線と15番線には設置されていません。
一方でこちらは14番線ホームの8号車乗車位置です。
排水ピットの跡は、バラストで埋められています。