おはようございます。

最高速度400km/hで走行可能なフリーゲージトレインが、中国で誕生しました。

 

時速400公里可變軌距列車面世 中國高鐵直達歐洲 | 科學探索 | 中國科技 | 當代中國 (ourchinastory.com)

 

 

中国国鉄は、高速鉄道を含めて線路幅が1,435mmですが、ロシアは1,520mmです。
インドやパキスタンでは1,676mmと、標準軌より広い線路幅が採用されています。

 



逆にタイ、ベトナム等東南アジア諸国では、線路幅が1,000mmと、日本の在来線より67mm狭いです。

そして、中国と国境を接する14の国家の内、北朝鮮以外は全て線路幅が異なるのが現状です。

この課題をクリアすべく、4年の歳月をかけて、中国は高速運転中でも線路幅を変えられる軌間可変電車を開発しました。

 



軌間可変装置は1,520mmまで対応可能としつつ、氷点下25度の環境でも問題なく動作します。

これが導入されると、北京からモスクワまで、これまで5日半であった道のりが一日へと短縮されます。
ウランバートルを経由しても、一日で到達できます。

 

実現すると、モスクワを抜けてパリやロンドンまでの直通新幹線も不可能ではないでしょうね。