おはようございます。
ハルヤ模型店です。
 
今月も、皆様お待ちかね、「ハルヤの車窓から」の時間がやってまいりました。
 
 
今月は、SL YOGISHA みなかみ号をお届け致します。
高崎~水上間(59.1km)に、臨時列車として夜に運転されるSL牽引の客車快速です。
 
 
こちらが車内。
レトロなボックスシートが並びますが、こちらは高崎車両センター配備の旧型客車です。
 
 
これはまた懐かしい!
日本国有鉄道案内図です。
東日本エリアのみ抜粋で掲載されています。
 
普段は12系客車が5両で運転されますが、今年は一度だけ高崎車両センターの旧形客車が使用される日がありましたため、大慌てで座席指定券を購入し、乗車することにしました。
 

屋根上に設けられている扇風機。
旧型客車、唯一の空調設備です。
 

SL YOGISHA みなかみ号では、2種類の車掌室付客車があります。
水上方面の最前部、5号車には、窓の横にミニテーブルがあります。
 

そのミニテーブルの下には、昔懐かしい、栓抜きが備え付けられています。
 

一方で高崎方面の最前部、1号車には、窓横のミニテーブルがありません。
 

座席の上の網棚。
今の電車はステンレス製ですが、レトロ客車は本物の網を使用しています。
 

これが車掌室。
5号車と1号車に連結され、車掌スイッチも設けられています。
 

車掌室の前にSLが来る場合、必ずこのPCがセットされます。
動輪の温度を確認するためのものです。
 

レトロ客車のドアは、開けるときは手動で開け、最後は車掌スイッチで自動で閉まるようになっています。
勿論、車側灯も新設されています。
 
 
車内販売は、全区間で営業されます。
夜遅い時間帯の運転ですが、車内販売員は4名乗務しています。
 
それでは、明日よりSL YOGISHA 水上号の乗車レポートを投稿してまいります。
どうぞお楽しみに!