E200形電気機関車の裏エピソード

おはようございます。
ハルヤ模型店です。



鉄支路模型さんの電気機関車について、これまでE200形・E300形・E400形で1つの商品ページでしたが、型式別に3つの商品ページに分類することにいたしました。

型式別にページを分けたことで、ナンバー指定も容易になったかと存じます。





さて、このE200形電気機関車ですが、商品ページに掲載されていないエピソードについて、申し上げます。

このE200形電気機関車は、1978年に35両、1992年に5両が、それぞれ製造されています。


このうち、E203形とE204形の2両は、アメリカにて製造され、台湾に到着して船より陸揚げされる際、強風にあおられて車体が甲板から海の中へ落ちてしまった経緯があります。

幸いにも台車は生き残ったこともあり、保険を使用して車体のみ再製造を行った経緯があります。

現在、台湾で運転されているE203形とE204形は、実は同一ナンバーの2代目にあたります。



また、1992年に増備された5両は、ATC搭載機関車として導入されました。
しかし、既存のATS地上子との互換性を考慮して、実際にはボンバルディア社製のATP(Automatic Train Protection)列車防護システムが導入されています。

現在でも、E221形が脱線事故により廃車となった以外は、全車両が現役で運転されています。