<二十周年基調講演動画配信の感想>
本当にとてもわかりやすくてよい講演会でした。多くの方に聞いてほしいです。
うちの息子も小学校のころから合理的配慮(調整)について学校と話し合ってきました。市内の普通小に通う障害児の親たちが話し合う場で、近くの大学の先生が「合理的配慮」ということを教えて下さいました。国連で障害者権利条約が採択された頃です。学ぶ機会があってよかったです。
合理的配慮という言葉を知ってからも、これはわがまま?過度な負担って?と悩まされ続けましたが、常に学校と話し合ってきました。これが建設的対話でした。
今回、「子どもの権利から考える」ということで、子どもの意見表明権の大切さを再確認したところです。
息子が中学から特別支援学校に行って、特に高等部で、周りの子どもたちの雰囲気に違和感を感じました。息子が何がやりたいと言うと、周りの子から「わがまま言っちゃいけないよ」「お母さんに迷惑かけちゃいけないよ」と言われるのです。うちは小学生の時から移動支援を使っていたので、私が一緒に行けない時はサービスを使っていたし、どうにもならない時は「どうにもならない」と伝えていたので、本人がやりたい事を言うのは、別に何ともなかったのですが。
何が好きかわかるように、色々な事を経験するだけでは駄目ですね。自分の意見を言っていいんだということを、もっと子どもたちが経験しないと。
今回お話を聞いて、社会的障壁の考え方もひろがりました。「あたりまえ」と思っていた事も障壁になる。「あたりまえ」を障壁と認識してもらうのにはとても苦労すると思います。そして環境の整備の必要性。合理的配慮(調整)の事例が集まって、事前チェックリストのようになるとよいですね。世の中の認識が少しずつでも変わっていく事が必要です。
息子はもう27歳です。親の出番はありません。車イスでバスに乗ったり、お店に入る時に自分の言葉で話し合いをしていく事が出来ています。勿論すんなりではない事もあり、嫌な思いをすることもあるようです。
まさに合理的配慮の双方向プロセスをいったりきたりです。6つのプロセスとして整理して頂き、とてもわかりやすくなりました。へこたれずに対話を進めていけると思います。
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講演会動画の配信、講演会を聞く機会を作って頂きありがとうございました。
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ご参加くださり、また、感想もありがとうございました
「合理的配慮」については、ちゃんと学ばないと、得られないものだなと実感しています
学ぶ気がない人たちは、蚊帳の外になっていくでしょう。
そんなものではダメなのですが、でも、学んだものの声の数が増えれば増えるほど、社会の環境も整っていくと思っています
本当に、本人が希望を出せるはとても大事なことです
学童期に、その本人主張を抑え込んでしまう、させてもらわないと、本人はできるとも思わないんですよね
なので、発信を大切にするのですが、でもその発信のための受信の部分、本人が判断できる「環境因子を整える」ことはもっと大事になります
「環境の整備」の部分がないと、楽になることすらも気づかないから。不便なままでも、それが自分になってしまうから。
これまでも戦ってきましたが(笑)、これからは、法律にも守られているし、にこやかに戦っていきます。自分のためにも ね
暮らしの環境の整備、充実していこうと思っています。本人が気づくので
いやはや、工夫するに残された時間のほうが短いですよ、私も