先月伺ったぴよぴよ会から研修会の感想がやってきました。 | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

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障害支援グッズ&サービスの小さな会社法人 株式会社 おめめどう

自閉症支援は。ポジティブシンキンぐ~~~♪(笑)

今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

このブログは、旅グルメとおめめどうへのお便りを主に載せていきます。

<先月伺ったぴよぴよ会から研修会の感想がやってきました。たくさんの感想、気づき、ありがとうございます。おめめどうは「人権ベース」の話をするので、驚かれることと思いますが、どうか、少しずつ「解放」して行っていってください。お互いに>

 

●保護者から

・「子どもの選択肢を奪うことが人権侵害」という言葉に衝撃を受けました。

 良かれと思って、こちらが先回りして考えて渡していたことが、子どもの考える力。選択する力を奪っていたのだと思い知らされました。

 

・わが子にも、関わっている子どもたちにも「年齢にあったふるまい」、「人権の尊重」を常に頭において考え行動していきたいと思いました。

 

・「人権」や支えるという視点、一緒に支える家族にも聞いて欲しい内容でした。

マイナスな声掛けなどの自分のふるまいでの反省点がたくさんあり、気づかせてもらえました。まずは、自分が「支える側の人」という意識をしていこうと思いました。

 

・本人が決めて生活をするということを大事にしていきたい。おめめどうさんのグッズを使いながら、本人が快適に暮らしていけるようにこれからも考えていきたいと思います。

 

・「おやつ食べ!」、「お茶飲み!」などいろいろ声かけてしまうことが多く、たまに子どもも「今飲んでいいいの?」という目をしていることがあります。指示待ちの話が出たときにドキッとしました。子どもの心が育つように自己選択などいろいろ試していきたいと思います。

 

・子どもが思春期のころに比べて落ち着いてきて暮らしやすくなってきたとはいえ、今回の勉強会を聞いて、大反省の2時間でした。今でも指示待ちの部分があったり、自己選択ができていない状態に陥っているんだと気づかされました。

 

・「年齢の尊重」の話では、人は扱われる年齢のふるまいをするというところで、本当にそうだと感じました。親なので子どもに対していつまでも子ども扱いをしてしまっているなと。気を付けていきたいです。

 

・子どもの「人権と選ぶこと」、どちらもできていなかったと気づかされました。10年以上前から好きなものは変わっていないだろう思い込んでいました。アプリを使った視覚的・聴覚支援のお話では、子どもがどこにいても誰といても、意思の疎通ができるので良いと思いました。

 

●支援者から

・普段メンバー(利用者)との関わりの中で、選んでいるように見えて、「同一性保持→選択ではない」ということが印象に残っています。これまでのガイドで、「時間がないから」、「前に入ったヘルパーがこうしているから」などでメンバーの選択肢の幅を狭めていたのだと気づかされました。また「していいことを伝えないと伝えたことにはならない」という言葉に、言いぱなしにならないように意識しなければと思いました。

 

・複数ある選択を提案して1つ選んだ場合でも選べていない、馴染みのあるものを選んでいるという事を知り衝撃を受けました。関わる中で同じものしか遊ばない子どもにはほかの物に興味が持てるよう複数の物を提案し他の物に興味を持たない子どもには興味が持てるようお気に入りや好きな物に関連した遊びに誘うなど工夫していたのですが本来の選択をしていないということに気付きました。

絵になる言葉の例文で○個したら終わりという文をお聞ききし、遊びたくて運動をなかなか始めれない子どもに次の見通しが持てるよう又楽しみが持てるように声掛けをしていたのですが、することに対して具体的に伝えていなかったので活用したいと思います。スケジュールは前日に伝え心構えが出来るようにすることで当日に修正出来ることを知り心の余裕を作る事が大事だと思いました。ダメな事してはいけない事に対してその次の展開がないと選択にならないことを知り改めて伝え方について考えるきっかけになりました。混乱しないように又挑戦出来るように支援をしていたが年齢にあった行動を想定しそこから見守ることや少しの援助をすることが大事だと思いました。

 

・私は大学の授業でもICFという障害の定義を学びました。ICIDHからICFへの変わる上での大切な項目がその人自身の情報(個人因子)と環境因子を加えたことである。作業療法士と理学療法士と異なる点では「環境」を意識してその人に合った方法を導き出すのが作業療法士であると学んでいる。なので対象者さんのことを考える時は、情報をICFにまとめて考えることでその人の障害像がわかり、どのようにアプローチしていったらいいのかが見えてくる。つまりその人の障害にだけ目を向けて活動・参加への繋げるのではなく個人因子と環境因子を知り、広い視野から支援方法を見つけることが大切である。発達障害児と関わる上では分かり易い言葉での表現、視覚的情報を用いての説明、ダメな時はダメ!とだけ伝えるのではなく、なぜダメなのか、正解はどうなのかなど具体的にわかりやすく伝えた方がその子の力になる。否定的な表現だけで終わらず肯定的な言葉を使って褒めたりすることも大切である。講義の中で「選択」の話が出来てきた。内容からは、選択することの難しさ、失敗しり体験の大切さなどを改めて知ることができた。また、何する?という質問に対して何も答えられなかったり、いつもと同じものを選んだりすることをは、頭の中に選択肢がないためである。そのため、選択肢を与え、本人に聞く・決めてもらうことの大切さも学んだ。最後に「○×メモ→どうしてメモ」のところが印象に残り、起っている物事と、その原因を理解する上で有効なツールではないかと思った。

 

・今までの自分を見つめ直すことが出来るとても良い機会になりました。メンバーのためを思って行ってきた自身の言動・行動の1つ1つが講演の内容と異なる部分が多かったため非常に驚きました。筆談での説明や分かり易い言葉を用いた説明など出来ている部分はあるので、この能力は今後の支援のためにもっと磨きをかけて自分の物に出来るよう頑張ります。今回の公演を聞き自分の言葉使いだけでなくメンバーへの提案の仕方など改善できる部分が見つかったため真摯に受け止め自分の成長に繋げたいと思います。

 

・改めて自分自身のメンバーさんへの接し方や言葉がけを振り返るきっかけになりました。特に絵に出来ない言葉使い「きちんと、しっかり、きれいに、ちょっと待ってね」などは気付かない間に使っていると反省しました。また、同一保持についても私自身「〇〇ちゃんは〇〇が好きだよね」「いつも~してるね」などメンバーさんの普段の様子からメンバーさんの行動パターンや好きなものを決めつけて押し付けがちになっていたことに気付き、今後はメンバーさん自身の行動や好きなもの遊びの幅を広げられるように沢山言葉や療育のバリエーションを増やしメンバーさん自身で選択できるよう努めていきたいです。

 

・一番印象に残った事は選択について「選んでいるように見えて同一保持→選択ではない」というところです。これまでのガイドで時間が迫っているとか以前の連絡帳ではこうだから等々で選択の幅を狭めていたことがあったのではないかと思いました。これからは制約があるところがあっても選択の幅が広げられるように意識していきたいと思います。それと「していい事を伝えないと伝えたことにならない」という言葉も意識していきたいと思います。

 

・絵になる言葉とならない言葉で日頃から「ちゃんと」や「きれいに」や二重否定の「〇〇しないと〇〇出来ないよ」を多く使っているなど実感しました。使いやすい言葉なのでついつい使ってしまうのですが今後は気を付けてメンバーさんに接していきたいと考えています。年齢と性別の尊重「ふるまい」を支えるでお話で出ていた「落ちているのを食べるのは3歳児の扱いをしているから」という言葉を聞いて正直メンバーさんに対してそういう態度をとっているなと感じました。無意識にとっていたのでメンバーさんに失礼な事をしてしまったと反省しました。学んだ事が沢山あるのでこれからの業務に生かしていけたらと思います。

 

・自閉症の人との関わりをはっきりと「人権の問題」と言って下さったことに大きな喜びを感じました。子どもであれ成人であれ、人権を持つ「人」なのだという当たり前のことに教育や療育、支援に関わる者は常に立ち戻る必要があります。その努力を怠ると「本人のため」「自立のため」といった言葉のもと全く見当違いな支援が行われる危険性があると感じます。また、小さなことでも本人に選んでもらうということの大切さも日々痛感しています。「こだわりがあるから」「〇〇が好きだから」と選択肢を取り上げてしまうと決められない指示を待つ人になってしまうという指摘に大きく同意します。本当の気持ちを知るための視覚支援ツールであり言うことをきかせたり大人しくさせたりするためでないことも肝に銘じたいと思いました。

 

・「絵になる言葉とならない言葉」の説明の際に「ほうき等の名詞」「食べる等の動詞」「✕をつけることで示せる否定」と違って「しっかり」や「責任」といった絵で示すことが難しい言葉は、「しっかりして!」と伝えても頭の中で映像化出来ず単独では伝わらないといった話は自閉症の弟が親から「普通にして!」と言われて「普通って何?!」と返答した時の事を思い出しました。本人に伝わるような伝え方のために、言葉だけでなく様々な道具の活用や周囲があてがうのではなく本人が選べるようにしたり年齢にあったふるまいを支えられるように「良かれと思って」本人のことを本人抜きで決めてしまうようなことがないように支援が出来るように心がけたいと思います。

 

・自閉症・発達障害・知的障害の人たちが「行動障害」を起こさない暮らしについて「まあるい瞳のお母さん」がとても大切だと思いました。今通って下さっている保護者の方でキラキラ楽しい瞳でお子さんを見守っている方は多くないと思います。今日の勉強会に参加し「みとおし」を持って見える化して保護者の方が笑顔になる様な支援をしていきたいと思います。

 

・日々メンバーさんと接する中でどれだけメンバーさんの本当の意図を汲み取れているだろうか?ということを考えました。日々の療育の中でメンバーさんが決めていると思われることでも本当は違うかもしれない、あのメンバーさんは上手に話せるから意思表示が上手だからという思い込みがあったかもしれないと思いました。自分が発語の少ない子どもを育てている中で視覚支援が必要だと思い自分なりに色々取り組んで来ましたが、よくある「この子は言えば分かるから」という言葉にそうであって欲しいという思いと視覚支援は必要という思いと矛盾している2つの思いがありました。日々の生活で自分なりにおめめどうさんのツールを取り入れるようになって視覚支援の大切さを改めて感じていたところです。そこで今回奥平さんのお話を聞き前述の“あのメンバーさんは上手に話せるから~”の下りは自分の子どもが「言えば分かるから」と言われてきたのと同じことなんじゃないかと反省しました。中には聴覚からの処理のほうが得意だったり話し言葉のほうが得意というメンバーさんもおられると思いますが奥平さんの仰っていた「仲間はずれにしないで」という考え方を忘れずにメンバーさんとスタッフ双方で見通しが持てているかどうかメンバーさんの意図と違った押し付けや思い込みになっていないか日々意識しながら取り組んで行きたいと思います。

 

・学ばせて頂いた内容で自身がメンバーとの対応に反省すべき点が多々あり目の覚めるような思いでした。奥平先生から教えて頂きましたことを今後の現場で生かしていきたいと思います。2時間の勉強会があっという間に終わるほどの深いご指導でした。

 

・先生の話は自分自身が息子さんの障害を受容して実際子育てをしてきた体験からのお話なのでとても身近に感じられ聞いていて納得できる内容だった。またテーマを「行動障害を起こさない暮らし方」とされているのも印象的であった。話で特に印象的だったのは「受容するための4つの柱」が上手に整理されていて理解しやすかった。特性の理解をすることの大切さや人は扱われる年齢の振る舞いをするという指摘は全く同感である。また、人はいうことを聞いてくれる人のことを聞くと話された時は支援者として常に心に置いておく必要があると思った。さらに障害支援は「杖の役割」であって「動くところをしっかり支える」とまとめられていたことはとても参考になった。また「みんなの一緒じゃなくていい」というのは全くその通りであると思う。自分が選択する権利・自分で行動しり権利・自分で責任をとる権利の3つが揃っていることが「自立」であって「自立決定」であるとまとめられていたのには今後支援者としてメンバーと関わっていく上で絶対に忘れてはいけないと思った。最後に今回配布された資料はよくまとまっていて今後も活用していきたいです。

 

・特性も少しは理解しているつもりでした。視覚的・具体的に支援している時もあるつもりでした。(特定の利用者さんに対しては) そうでなく全ての利用者さんに今日から今から肯定的に絵に出来る肯定的動詞を使い権利を奪われない様 環境を整えて支援していきたいと思います。

 

・利用者さんの母親から「お昼ご飯〇〇買って下さい」や「うちの@@が嫌いです」など本人の意思を尊重せずに外出させる場面がありました。母親から勧められたモノ以外を選ぶ自分から@@を見ると意思を示してくれたりした事があり今日の話がとてもささりました。親御さんとヘルパーとの思いの違いでいつもジレンマを感じながらガイドをしてますが本人さんの意思を尊重したガイドを続けていけるようにしたいです。

 

・言葉は消える文字は消えずに残るということ対人関係の中で使うことの重要さを感じました。これは支援に限らず誰にでも言えることだと思います。奥平さんのお話はどれも「あーそうそう」と納得することばかりでした。私もメンバーと関わる時に「それは本当に選択できているのか?」同一保持になっていないか自分に問いかけたいと思います。丹波篠山市で日常生活用具となっていること本当にすばらしいと思います。必要な人の下に届きますように東大阪市もそうなればよいと思います。

 

・今回のお話を聞いて“普通にやっている”と思っている事が“出来ていない”を気づかされました。1つ1つの支援でヘルパーが勝手にやっていただけでメンバーさんは自分で決めてないので落ち着かないのは当たり前でなぜ怒っているのか?なぜそんな動きをするのか?はヘルパーが決めているから自分のしたい事ではないからというのが分かりました。ヘルパーが決めていることが多いので自己決定をうまく引き出せる様に自分にもゆとりを持って支援していきたいと思いました。

 

・メンバーさんと勉強会後に一緒にお出かけする機会がありました。普段は自分の好きな物に対してだけ伝えてくれる方なのですが昼食を外で食べる事になった時に本人から「お弁当を買う」とその方なりの伝え方で教えてくれました。こうして自分で選ぶ機会を潰してしまっているのは介護者なんだな深く思いました。

 

・自閉症の方の特性として視覚的支援が有効的とは理解しているつもりでしたが「杖の役割」を果たせていると自信を持って発言出来るほど本人主体の支援ができておらず支援の仕方を見直す良い機会となりました。自分自身も見通しがある方が心構えが出来るのでメンバーさんにも見通しを持ってもらい、心を支える支援をしたいと思いました。障害があるないに関わらずなぜなのかという理由を説明する事年齢に応じた対応をすること視覚的・具体的・肯定的な表現、絵で表現できないことは伝わりづらいこと分かっていても実行できていないことが多く奥平様の話を聞いて身が引き締まる思いです。今日から本人主体の支援を考え日々メンバーさんと過ごしていきたいと思います。

 

・今まで絵カードや視覚支援を行っていましたが「継続していく事が重要」という事に気付かされました。継続する事が利用者にとって普通になり安心して過ごせるよう今後業務に役立てていきたいと思います。

 

・今まで教えてもらった事や知っている事とは反対の事や全く違う事ばかりでとても勉強になった。自立支援の方法も色々な形があるのと根気よく続ける事、周りの協力も必要だと感じた。一番印象に残っているのが「どこか障害者としてみていないか?年齢よりも子どもとして見ていないか」という言葉で考えてみると全然ないとは言えないけどゼロではないと感じて自分の思考を改める必要があるなと思った。すぐに出来る事ではないけど少しずつ自分なりに噛み砕いて落とし込めるようにしていきたい。メンバーと関わりを持つ中で今のタイミングで聞く事が出来て良かったと思う。自身は入社して半年なので考え方や方法、声掛けの手段などで選択肢も増えてもう一度立ち止まる手段になってとても良いと思った。自分に関わる人に障害のある人に出会ったり困ったりしていたら「おめめどうさん」の話をしたいと思います。

 

・メンバーとの関わり方、声のかけ方、言葉の選択など振り返るとともに反省ばかりでした。「心を支えるには時間が掛かる」のお話で時間軸=見通しの重要さを思わされどのメンバーさんにも必要だと感じています。また絵になる言葉とならない言葉で(ちょっと待ってやちゃんと座ろうねなど)を使っていることかと思いました。選ぶのところでも本人のことを本人抜きで考えてしまっているのではないか?と思わされ選択の積み重ね→自分で考えて生きる→自立へとつながっていくことで日々の中で選択する機会を積み重ねられるよう関わりたいと思います。日々ツールを使ってメンバーが豊かに過ごせるようにしていきたいと思います。

 

・見通しを持つことの大切さを改めて感じました。普段ついつい声掛けで終わったり、否定的な言葉で伝えたりしていたので、伝え方は本当に気を付けないと思いました。また、2択は決めるだけでなく1つをあきらめる事と聞き、そういう考え方は無かったため決める難しさあきらめる難しさどちらもあるということが分かりました。

 

・行動障害への対応というテーマをお願いさせて頂いた時に「それは、出来ません。」そうならないような日常生活が必要であること、そしてその予防は日々が大切だという事を伺い「もっともだ」とスタートの時点で気付きとなりました。失礼しました。日々デイでの支援の中でおめめどうさんの手立てを取り入れさせて頂き魔法にかかったかのように成長する子どもたちを目の当たりにしていた私にとって念願の奥平さんの講義は嬉しくて楽しくて仕方ない時間となりました。今後も使っていくためのテクニックや振り返りも同時に出来ました。誰もが当たり前に自分で考え選択して生活することで幸せに安心して生活していけるそんなお手伝いをしていこうと思います。

 

・福祉に携わる様になって色々な現場、人に出会い解決方法を学んできましたが今回先生のお話になっておられた「ダダさんのカレンダー」の話が全ての問題に行きつき解決されていくことが伝わってきました。「相手に対して何が本当に大切なのか」普段の生活から見直していきたいと思いました。

 

・おめめどうさんのfacebookを拝見させて頂き直接奥平さんのお話を聞かせて頂きとても勉強になりました。“視覚的”“具体的”“肯定的”に支援していく大切さを改めて感じました。奥平さんがダダさんに作られた支援グッズの表現を“お嫁入り道具”と言われていたこともステキだと思いました。また、選択が出来て初めて思考が始まることの説明も本当になるほどと思いました。購入させて頂いた巻物カレンダーや○×メモおはなしメモなど実際に使いメンバーが心穏やかに過ごせるよう今後も支援していきたいと思います。

 

・参加させて頂きたくさんの事を教えて頂きました。日々、療育を行っている中で悩みながら支援している事も多いのですが今回奥平さんの言葉の重みや強さがとても力強く感じられ今まで経験してこられた事を、自信を持って伝えてくださる事が今後の療育のヒントにさせてもらえる事がたくさんありました。また、お話の内容等もとても分かり易く聞いている側が想像することが出来今後も一支援者としてメンバーさんが自分で決定出来、家での余暇も増やしつつ家で過ごせるようにもしておくことが大切だと改めて感じました。今回たくさんの事を知るきっかけにもなりたくさんの支援グッズも知ることが出来ました。

 

・利用者の出来るところまで支援者が奪ってしまっていないか?をよく話し合うことがあります。私たち支援者は“杖の役割”本当にそうだと感じました。利用者の将来を見据えた支援が大人になった時、年を老いていかれた後も本人の力として残る物が多いと感じています。また、声掛けのところでは“二重否定と二重拘束”が頭ではダメと分かっていてもつい自分に余裕がないと使っているときがあると反省し聞かせて頂きました。

 

・視覚支援というものは本当に大事だということを改めて感じました。おめめどうさんの全ての商品は1つ1つ利用者とのコミュニケーションが取れるものだと分かり今後事業所でも使い子ども達が少しでも取り残されないように支援していきたいです。

 

・「自分で選択する権利」を奪うことは「人権侵害」ですという言葉にとても衝撃を受けました。こだわりの強い子どもにはいつも同じ課題を提供していましたが、選択肢を増やし「自分で選ぶ」を取り入れていこうと思います。また。見通しは心を支えるを常に頭に置き関わっていく事が大切だと気づきました。小さい頃から続けることで気持ちが安定し将来「指示待ち」にならず別の行動障害の派生も起きないといった流れを講義で教えて頂きました。いかに日々関わっている子どもたちとって今現在が重要な時期だと知りました。1人1人違った特性をお持ちですが少しでも将来生活しやすい方法習慣を身に着けられるようにサポート出来たらと考えています。

 

・相手(家族・友達・すべての人=自分以外)に置き換えて、受容するための4つの柱(まあるい・理解・選択・尊重)を活用すると寛容な世の中になるのにな、そうなれば自身を含むだれしも「行動障害」を起こさない暮らしに繋がるかもともおもいました。年齢不相応な対応になってしまうこと肯定的でないことは、主観ではなく客観的でいれたら、「絵にならない言葉」「言葉は消えてしまう」は、そういう原理と振り返る勉強会になりました。練習することで心構えが出来、安心感へつながる。話の中でこのことは人権侵害とのことがありましたが、機会を奪う事が人権侵害への始まりなのかなと思います。指示待ちが禁止されている状態。スケジュールは変えてOKというのは驚きと常識を疑うことで発見につながることも知れました。

 

・私自身無意識のうちにこの子は〇〇が好きだからと勝手に選ぶ事を奪っていったのかもしれない。私が決めてしまったり思ってしまったりしていると感じました。得意な事がある事で苦手な事をカバーしていく言葉で普段どうしても苦手な事や出来ない事に目が向きがちですが苦手な事は環境を整え好きな事を応援する事が大切だと感じました。人は扱われる年齢にふるまうという言葉ではすごくハッとさせられるものがあり、本人は成長しているのに本人が頼んでいなくてもやってしまったり先回りしてしまったり私が手を出しすぎてしまっている事に気付く事が出来ました。