2022年5月22日のメルマガ | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

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障害支援グッズ&サービスの小さな会社法人 株式会社 おめめどう

自閉症支援は。ポジティブシンキンぐ~~~♪(笑)

今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

このブログは、旅グルメとおめめどうへのお便りを主に載せていきます。

見つけた!!!2022年5月22日のメルマガ

 

そんな歴史も知って、自分たちは何をしていくのかは、自分たちの頭で考えていきましょう。

 

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過去は変えられなくても、未来は変えられるんです!

 

★こんにちは、ハルヤンネです★

 

昨日は、月一のハルネットオンラインサロン。音声言語やチャットで相談もできるんですが、たいてい私が1人喋っています。昨日は、先日の旅行の画像を見てもらいながら、スケジュールをどうして作ったのか?また、変更は?何が大変で、何が面白いの?的な話をしました。

 

鉄道の旅は『レイルマン〜自閉症文化への道しるべ』から物語にもしてきたし、SNSにも載せてきました。その結果30歳になっても、同じようなことをしていますよとお見せして「自閉症の子供は、そのまま自閉症の大人になるんだ」を実感してもらえたと思います。

 

自閉症の子供は、健常の大人になるわけではないんですよね。だからこそ、こちらが障害との付き合い方を学び、社会の中で、本人の「暮らし」や「自己実現」をする際の「振る舞い」を身につけてもらうんです。で、その「振る舞いを身につける」ためにいるのが、「伝える・尋ねるコミュニケーションの方法」(これがないとね)と絶対的に「モチベーション」なんですよ。本人がしたいかどうか。

 

後半は「光とともにの最終回直前スペシャル」の動画をkingさんにSDカードにしてもらったので、その「私の登場する場面」だけを見ていただきました。製作されたのは、2004年です。光くんの教室にはたくさん視覚的支援が出てくるんですよ。それを見て、若い親御さんが驚いておられました。2022年の今、学校でしてもらえないのにと。

 

そう、そこに気がついてほしいのです。すでに2004年、おめめどうの起業の年ですが、その頃には、自閉症には視覚的支援をしていきましょうねという方向性は国ではできていました。それを広めるために、各県に発達障害支援センターを作ることになったんです。でも、思うほど、広まりませんでした。

 

理由は、もともと「障害児は治療教育(療育)しなければならない」という考えがあって、そこに視覚的支援が入ってきたからです。でも、「本人たち」は、強制されるわけですから、嫌がりますよね。だから「拒否」をしていきます。

 

すると「視覚的支援なんて意味がない」という話になってしまったんですね(合う合わないがあるとか)。でも、今のように「合理的配慮をした暮らし支援」という考え方なら、どうでしょう?きっと(車椅子のように)本人も助かりますから、拒否はしないし自分たちで使うようになるでしょう。

 

残念でしたね。ほんと、残念でした。それに「しない」「したくない」方への「利権」も強かった(それまでしないで給料を得ていたわけで)。で、今「強度行動障害」がトレンドっていうのは、20年何をしてきたんだって思います。

 

そんな歴史も知って、自分たちは何をしていくのかは、自分たちの頭で考えていきましょう。

 

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