2012年11月16日のメルマガです | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

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障害支援グッズ&サービスの小さな会社法人 株式会社 おめめどう

自閉症支援は。ポジティブシンキンぐ~~~♪(笑)

今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

このブログは、旅グルメとおめめどうへのお便りを主に載せていきます。

2012年11月16日のメルマガです

 

来週丹波市ファミリーサポートに話し行きます。6年ぶりなんですね。

 

篠山市も一度くらい呼んでくださいよ(涙)

 

★こんにちは、ハルヤンネです♪☆

 

 さて、おめめどうでは、「視覚的・具体的・肯定的な手立て」というのを、おすすめしています。コミュメモやら巻カレやらは視覚的なもの。

 

 視覚的に示そうとすると、具体的にならざるを得ないです。たとえば「ちょっと待ってね」を視覚的に伝えるには…を考えると、タイマーやら時計やら具体物を使います。とけいメモを使うなら、針の形やら、アナログな数字やら、そんな感じになりますね。

 

 具体的に伝えようとするなら、肯定的になっていきます。お子さんが、ランドセルを玄関にほったらかしにしている。それをしまってほしいのなら、「ランドセルを棚に入れてね」となります。でも、お子さんに「ちゃんとしなさいよ」「そのままにしたらだめでしょ」と言っていませんか?それら否定的な表現はみな、抽象的と気が付くつでしょう。

 

 どんな表現でも、実は、そのままをイメージしやすいのです。たとえば、新しい服を着ますよね。そして、「シミはつけたくないわ~」と思うとしましょう。でも、頭に残るのは、「シミ」という表現です。だから、なんだか、ずっとそわそわ心配になる。逆に「丁寧に動こう」と考えると、あたまに残るのは、「丁寧に」という表現。するとね、言葉って言霊というのがあるので、「丁寧な動き」を引き寄せてしまうんですね。じゃあ前述の場合は、はい、あらま、実際に「シミ」がついてしまうことも多いです。

 

 「事故に気を付けてね」より「安全運転で」という方が、頭の中には、いい言葉が残り、それを、引き寄せてしまうのですから、どれほど、言葉使いが大事かわかりますよね。

 

 それと、同じことを、私たちは、子供たちにしています。「道草しない」なら道草を、「汚さずしてね」だと汚すを、頭にインプットしているんだとわかっていきましょう。じゃあ、具体的に、「お家に帰ってきたら、おやつですよ」とか「画用紙に描こうね」なら、子供たちの頭の中に何が残るかわかるでしょう。

 

 先日の丹波市のファミリーサポートの帰りに、「あちゃ~(泣)しっかりしてねとか、靴を踏んじゃダメとか、抽象的否定的な言葉ばかり使っていたわ。子ども、わかってないし、しないはずだわ~」とこれまでの声掛けに反省されていた方とても多かったです。

 

 声掛けは、とても大事です。ひとつ言っておくと、本人さんは、早く聞きたいわけじゃないです。ゆっくりでいいんです。ほしいのは、「確実に伝わる・わかる」なんですよ。だから、一呼吸おいて、言葉を選んでください ね。

 

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