このブログをご覧いただいた皆様へ。
どうもご無沙汰しております、haruwoです。
初めて来てくださった方、初めまして。haruwoと申します。
ようこそお越しくださいました。
はじめにお断りしておきます。
この記事ではある個人のSNSを取り上げ、それに対する自分なりの見解をだいぶきつめの表現で述べています。
ですが決して本人そのものを否定する気はありませんし、この記事によって個人の特定による情報流出や炎上を助長する意図も全くありません。
なのでアカウント名の公開やスクリーンショットの貼り付けはいたしません。またその類の要望や問い合わせにも対応いたしかねます。
その旨をどうかご理解いただければと思います。
さて本題。
先日、マツダスタジアムで以下のような事が起きていたのをご存知でしょうか。
・「原爆落ちろ、カープ!」 広島戦で中日ファン野次...批判殺到で本人謝罪
https://www.j-cast.com/2018/04/03325296.html?p=all
(J-CASTニュース)
リンク切れ及び読み込めない方もタイトルで大体の内容はお察しいただけるかと思います。
このニュースを最初に知った時は「まさかリアル世界で原爆煽りをする奴がいるとは…」と驚きましたし心底呆れました。
本当にネットとリアルの区別が付かない人っているんだなぁ、と。
(そもそもネット世界においても原爆煽りなぞという非人道的なものがまかり通っていること自体がどうかと思いますが、悲しいかな匿名性を盾に好き勝手書き散らかす輩がネット上に一定数存在するのも事実)
ですがそんな「煽り厨」でもリアル世界で言ってはいけない事を書いている自覚はあると思っていました。
むしろリアル世界で口に出せないからこそ面白がって書いちゃう、みたいな。
話をこの「リアル世界で口にしちゃった煽り厨」さんに戻しますが、彼(と、思われます)はさらにそれが悪い事だと気づいておらず
『外野席なんか野次飛ばしてなんぼやぞおい!暴言吐いてなんぼやぞ!それを不快に思うなら外野で応援するな(原文ママ)』
と、わざわざ自らのSNSで放言しておりました。
それでもニュース記事内では批判を受けて謝罪したとあり、ようやく己のした事が恥ずかしい事だと気づいたのかと思っていたのですが…
その後。
彼のSNSには謝罪が表向きだったこと、本当は悪いと思っていないのに謝罪する羽目になったのが悔しかったこと、犯罪を犯したわけではないので今後も野次を止める気はないことetc…が綴られていました。
これを見て、怒りとか呆れとか悲しみとかを超えた感情が自分の中に芽生えまして。
それが今回、7年ぶりにブログを書こうと思ったきっかけです。
…もう、止めませんか。これを機会に。
こんな風潮、こんな考え方をこれ以上放っておいてはダメです。
”野次と暴言の区別も付けられない、それを恥ずかしいとも思えない、それが外野席にいるのがプロ野球”
”サッカーやゴルフ、他の競技ではこんな観客がいたら厳しい措置が取られるよ”
”それを何の咎めも規制もしないんだから、野球界は甘いな”
”こんな民度だから人気だって落ちてくんだ”
プロ野球を知らない人にもこんなふうに思われるのは、いちプロ野球ファンとしてこれ以上ない屈辱です。
皆さん一人一人が、止めていきませんか。
そうして「プロ野球ファンは民度が低い」風潮を、無くしていきませんか。
この件ではありませんが、野次についての注意喚起を東京ヤクルトスワローズの人気マスコットのつば九郎もブログで呼びかけています。
https://ameblo.jp/2896-blog/entry-12365632942.html
”ひんのない、きたないやじはやめましょう。
きょうも、1ぶのひとが、こころない、ひんのないやじでした。まっ、きもちはわかります。だけど、それを、ちびっこが、まねをしていってるんです。いみもわからず。それをきいたまわりのひとたちが、うけるから、またちびっこも、そのことばを、れんこする・・・。それはよくない。ちびっこが、こんやいえにかえり、かぞくのかたがきいたら、しょっくをうけるよ。
だから、ひんのないのはやめよ。おもろいのはいいとして・・・。”
(「しんじよう。」より該当箇所引用)
※自分はカープファンですので、この件に関しては加害側寄りなので「お前が言うな!」と言われそうですが…(^^;)ただ、内容は野球ファン全員に言えることではないかと思います。
ただ、野次そのものに対する過剰な規制はするべきではないと思います。
つば九郎も「おもろいのはいいとして」と言っているとおり、ウィットに富んでいて思わず笑ってしまう、納得してしまう、上手いこと言うなー!という野次は存在します。
じゃあどうするか。
そこで提案ですが、野次と暴言の境界線をある程度示したらいいのではないでしょうか。
今までは個人の常識の範囲内で各自判断していたわけですが、それがこうして通用しなくなってきているわけで。
野球ファン全体としてのガイドラインというか、線引きが必要な時期に来ていると感じます。
で、具体的な案としてですが。
あくまで自分が考える『野次の定義及び応援ガイドライン』とは以下のとおりです。
・野球の応援に際しての野次とは「選手や監督・コーチ等の関係者に奮起や成長を促す目的で掛けられる言葉」を指す(例:「何やってんだ、しっかりしろ!」「二軍でやり直せ!」等)
・相手チームを対象とした野次は「プレーに関して動揺を誘ったり戦意を喪失させる目的でかけられる言葉」のみ該当(例:「相手ピッチャーストライク入らないぞ!ボール球振るなよ!」等)
・その他、一般的に社会生活上でハラスメントやDV、名誉毀損等に当たる内容であれば暴言とみなし、
注意をしても改善されない場合は球団側への通報対象とする
・他者を害する目的で実行される言動は全て法に触れなくても悪いことで恥ずかしいこと(これは野球の応援に限らずですが、未来を担うこども達への教育の一環として野球を通じて共有すべき認識だと思います)
いかがでしょうか?
試合中はつい夢中になってカーッとしてしまい、こんなことまで考えられない…という方もいるでしょう。
が、だからこそ、普段から示しておく・意識しておく必要があるのではないでしょうか。
これをご覧になった皆さんの一人一人に、上の文そのままでなくていいので、少しでも同じ思いを共有していただければ幸いです。
そしてもし、万が一、球団関係者及び応援団関係者の方がいらっしゃいましたら。
本気でガイドライン策定および周知について、今一度ご検討いただきたく存じます。
よろしくお願いいたします。
長文失礼いたしました。最後まで読んでいただきありがとうございました。