車いすひとり旅で、10年ぶりに生まれ故郷へ電車で行きました。旅行といっても、実は妹のお見舞いです
私が突然立てなくなり1年以上入院と施設入所していた間、妹には何度となく見舞ってもらいました
入院中の必需品を買って来てもらったり、差し入れを持って来てくれたり
その妹が先々週から入院して手術するというのを聞いて、思い切って出かけることにしました。元気印の妹だったのに、やっぱりお互い歳をとると、いろんな病気が出てくるものですね
当日は朝7時半に家を出て最寄り駅まで10分、特急に乗りたかったので30分前から待って、電車に乗せてもらおうと準備しました
が、何のことはなく10分前くらいでよかったみたいで、30分早い電車に乗せてもらえました
電車で約1時間半揺られながら、昔はこの電車で通学、通勤してたなあと懐かしく車窓からの風景を眺めました
到着駅に着いて、予約していた介護タクシーに乗って病院まで行きましたが、駅周辺が10年前とすっかり変わっていて驚きました。病院も新しく建てられた大きな病院で、広さと設備に驚きの連続でした
主治医から病状や手術の説明を受けてから、車いすトイレを借りた後、また同じルートで帰路に着きました。帰ったのは15時頃でしたが、ずっと座りっぱなしだったので、グッタリでした
たいした距離の移動でもなかったのだけれど、ふだんずっと家にいるので、ちょっとした旅行になりました
行き先が病院なので、あまり楽しい旅ではないにしろ、ノスタルジーに浸り、時の流れを目の当たりにするような経験もありました
GWのイベントはこれで終わり。後半は家で冬物の片付けなどをしたいと思います。何にもないけど、ないのが一番。入院中の辛さを考えたら、家にいられることが最上の幸せだと思えます
家の周りはツツジが満開
カシワバアジサイも元気
懐かしの風景
行きは霧で見えなかったけど帰りは
晴れて大橋が眺められた