今週から慣らし勤務が始まった
慣らしというのは、病気休業した職員が職場復帰するときに、少しずつ勤務時間を延ばしながら身体を慣らしていくために設けられたプログラムだ
今週は、水曜日に午前中2時間と金曜日に午後2時間仕事をして、今後約1か月かけて徐々に時間を増やしていき、最終8:45〜17:30のフルタイムの勤務ができるように慣らしていく
月曜日に退院後初めての外来診察があり、形成外科の主治医からは問題なしと言われたので、慣らしを始めたが、2時間勤務であってもやはり相当身体にこたえる
まず車いすに座っている時間が長いと腰痛がひどく、神経障害性疼痛も合わさって、以前より痛みの度合いが大きく苦痛が続く
そして褥瘡防止のために頻繁にプッシュアップしているので(10分に1回くらい)、体力を使うためか帰宅したらどっと疲れが出る。なので家事をさぼり横になることが多くなった
こういうことになるので、少しずつ身体を慣らしていくために慣らしプログラムが用意されているわけだ
先週、車に久しぶりに乗ってみて、運転席のシートクッションが少し薄くて(3㎝くらい)座ると底つきがしてしまうように思った
そこで脊損の友人にメッセンジャーでどんなクッションがいいか尋ねると、日本ジェルのピタシートが良いのでは?とお勧めがあった
さっそくネットで注文して届いたので使ってみると、6.5㎝と厚みがあるぶん座高が高くなるが、バックミラーさえ合わせれば特に問題なく、底つきもしないようだ
移乗の時にクッションの厚みを乗り越えないといけないので、少し力がいるけれど
通勤時間は約15分で短いが、お尻が気になるので赤信号で停まるたびにプッシュアップして除圧をするようにしている
これも結構運動になって、入院中に比べるとだいぶ腕の筋肉を使うことが増えている
少しずつ、少しずつ慣らしていき、復職できればいいが。入院生活はもうこりごりなので、何とか元の生活を取り戻して行きたいと思う