蒸し暑いからこそ温かいもの? | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございますニコニコ

関東地方は梅雨明けして、いきなり熱帯夜と猛暑日が続いています。ふだん元気のある人でも、これはしんどい。

一昨日に比べれば、昨日は湿度が下がった分、いくらかマシでしたけど、ネットリと絡み付くような蒸し暑さ。拭いても拭いても吹き出す汗。ついつい冷たいものに手が伸びるぅ~。

ちょーっと待ったぁー。食欲落ちてませんか?寝ても眠いっ…なんてことないですか?脚むくんでないですか?何となくだるい感じありませんか?便がゆるくなってませんか?

そう言われれば…。もしひとつでも当てはまれば、脾がやられている可能性があります。ふたつ以上なら確実です。冷たいものはやめて、温かいものを選びましょう。

本来なら、心の助けを借りて、秋に備えて強くなるはずの脾が、今の時季に弱るとどうなるか?食欲の秋が遠ざかるぅ~。

急な気候変化は、それだけで外邪と化します。急な蒸し暑さは、暑湿の邪が勢いづいている状態です。もともと湿に弱い脾。だいじにしないとね。

いくら暑くても、冷たいものばかり摂ってたら、脾陽が傷ついてしまいます。脾陽が弱れば、消化吸収機能が落ちます。そうなれば、夏を乗り切るための体力がぁーっ。わかるでしょ?

すでに脾が弱ってる人は、体調が戻るまで冷たいものは避けましょう。それでも暑くて暑くて…というときは、かき氷やアイスクリームなど冷たいものを食べてもいいけど、かたわらに温かいお茶を用意して、少しずつゆっくり食べてね。

一天一笑、今日も笑顔でいい一日にしましょう。

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クチナシ