『養生訓』 朝食と夕食(巻四5) | 春月の『ちょこっと健康術』

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体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

「朝食が脂っこくて味の濃いものであったなら、夕食は必ずさっぱりした薄味のものがよい。夕食が味の濃いものだったら、翌日の朝食は少なめにするのがよい。」


「夕食の量」 は朝食より少なめがよく、「消化不良と食事」 にもあったように、前の食事が消化し切れていないときは、次の食事は軽くするか抜くのがよいと言われていました。脂っこいものや味の濃いものは、脾胃に負担をかけ、体内に湿を生じさせるからですし、食べ過ぎれば、食滞を引き起こしてしまうから。やっぱり腹八分目ですね。


『養生訓』の原文はこちらでどうぞ→学校法人中村学園 『貝原益軒:養生訓ディジタル版』


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春月の『ちょこっと健康術』-スプレー菊