『養生訓』 多く食べてはいけなもの(巻四37) | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

多く食べてはいけない物。諸のもち、だんご、ちまき、寒具、冷めん、めん類、饅頭、河濡、砂糖、醴、焼酒、赤小豆、酢、豆油、ふな、泥鰌、蛤蜊、うなぎ、鰕、章魚、烏賊、鯖魚、鰤魚、しおから、海鰌、生だいこん、胡蘿蔔、薯蕷、菘根、蕪菁、油膩(ゆに)の物、肥濃(ひのう)の物。


多く食べてはいけない食物は、次のようなものである。もちの類、だんご、ちまき、干菓子、ひやむぎ、麺類、まんじゅう、そば、砂糖、甘酒、焼酎、あずき、酢、醤油、ふな、どじょう、はまぐり、うなぎ、えび、たこ、いか、さば、ぶり、しおから、くじら、生大根、人参、山芋、な、かぶら、脂肪の多いもの、味の濃いもの。


これらのものは、脾胃に負担をかけるので、食べ過ぎてはいけないと言われています。冷やす、消化が悪い、湿をためやすいなどの理由によるものでしょう。いずれにせよ、脾胃の調子が悪くなれば、気血がうまく働かなくなりますし、他の臓腑にも影響して、やがて病気になってしまうという図式。気をつけましょう。


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