雨の楽しみ方、考えてみませんか? | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


傘をさすレベルはどれくらい? ブログネタ:傘をさすレベルはどれくらい? 参加中


関東地方も梅雨入りしました。今日は午前中雨で、午後から晴れると蒸し暑くなるようです。


梅雨に限らず、出かけるときは必ず折りたたみ傘を持って行く春月です。長野へ通ううちに、すっかり習慣になってしまいました。いや、実は、いつも持ち歩くデイバッグに入れっぱなし、というのが正しい(笑)。今の傘って軽いから、負担にはならないもの。なので、ポツポツきたら、すぐにさすようにしています。上空の大気の流れに乗って中国からやってくる汚染物質を考えると怖いから。


雨の日に、細い道で人様とすれ違う時、みなさんはどうされていますか?傘を斜めにしますよね。このしぐさ、『傘かしげ』 って言うんですね。少し前に慶さん がブログに書かれていました。慶さんは、いつも日本文化の素敵なところをご紹介くださるのですが、これは『江戸しぐさ』 シリーズの一つ。すれ違う相手の方と反対側へかしげるのがいい。


数年前に、東京メトロのCMで、「こぶしひとつ分の思いやり」というのがあったのを覚えていらっしゃいますか? 関東地方の方にしかわからない話でごめんなさい。要は、こぶしひとつ分ずれていけば、もう一人座れますよ、というお話。このCMの元になった『江戸しぐさ』の『こぶし腰浮かせ』 も、慶さん、もちろん書かれていました。


どちらも本当にちょっとしたことなんですけど、人口密度がとても高かった江戸ならではのエチケット。その『江戸しぐさ』は、江戸の粋にも通じます。ほんのちょっとしたことで、人への心遣いがさりげなくおしゃれにできると思いませんか?雨が長く続くと、そのうっとうしさから、しぐさもぞんざいになりやすいですが、江戸の人々のように、ここは小粋に決めて、梅雨もこざっぱりと過ごしたいものです。


小学生のころは、「あめ、あめ、ふれ、ふれ音譜」とか歌いながら、雨でもけっこう楽しんでたな、と思い出しましました。あ、続くのは、「もっとふれ~」じゃなくて、「かあさんが~」ですよ(笑)。私が小学生のころ、矢代亜紀さんはデビュー前ですから。今の私なら「もっとふれ~」のほうですけど。


それで、もうひとつ気づいたのが、最近かたつむりをあまり見かけなくなったこと。子供のころは、紫陽花を見れば、必ずといっていいくらいいたのに。みなさんのところではどうですか?かたつむり、いますか?気候変化が影響しているのでしょうか?


大人になって、雨をうっとうしく感じるのは、髪型が乱れるとか、服が湿るとか、足が濡れるとか、荷物が持ちづらいとか、通勤が面倒になるとか、いろいろ不便なことばかり考えてしまうからでしょう。でも、子供のころのように雨を楽しむ方法を考えてみるのも、いいかもしれませんよ。最近はおしゃれな長靴とかも出てきてますし、お気に入りの傘と長靴があれば、気分も変わるかも?レインコートもね。


今日もいい1日になりますように。


春月の『ちょこっと健康術』-あじさい


紫陽花の色が変わっていくのを見るのもひとつの楽しみですね。