子供には子供用の薬 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ

唐突ですが、みなさん、大人用の薬を半分にして、お子さんに飲ませたりしてませんよね?なぜ薬に小児用があるのか?ちゃんとした理由があるのです。

大人と子供は身体が違うんです。子供の身体は、生殖器やガタイだけでなく、あっちこっちが未熟。免疫力が弱いから、おなかもこわしやすいし、風邪もひきやすく、中耳炎も起こしやすい。肝臓の働きだって同じです。

胃腸から吸収されたものは、血流に乗ってまず肝臓へ送られます。肝臓の中で選別され、身体にとって有害なものは分解されて、無害なものに変えられる。つまり解毒ね。子供の肝臓は、大人ほど強い解毒力がないの。ここがポイント。

薬も同じ。子供の肝臓は、大人用のものを十分に解毒できなくて、薬の効き目が強すぎて、副作用になってしまうリスクが高い。大人であっても、薬自体がリスクなんですから、子供にとっては尚更ですよね。場合によっては、発育に支障をきたすことも。

だから、安易に大人用の薬を子供に与えてはいけないんです。小児用の薬は、子供の身体にあった成分と配合になっているんです。アロマオイルも子供用には大人の半分量でしたでしょ。


子供の健康、大人が守ってあげなくちゃね。

今日もいい1日になりますように。

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