はるとよです。
脊椎動物はその環境に適応するために、
常に進化を繰り返し、
生命を維持し、
後世に遺伝子を残してきました。
同じ鳥類でも
ハトは地上の餌を食す為に外敵に上空から襲われやすい。
そのために垂直に飛び上れるように、
体幹の筋肉が発達し、
アホウドリは年間に13万キロも飛べるように
ほとんど翼を動かさず、
大きな両翼を固定する為に
翼を固定する腱(けん)が発達しています。
人間のカラダも同じく
江戸時代の庶民の移動はもっぱら徒歩
庶民とあげましたが
参勤交代で上京する武士ですら徒歩なんです。
(画像は参勤交代の時履物を履いていない図)
徒歩のスタイルといえば足袋に草鞋(わらじ)
と想像しがちだと思いますが、
実は皆”裸足”が主だったそうです。
明治34年 跣足厳禁庁令発足
(外を裸足で歩いてはいけませんという法律)
つまり明治ですらほとんどの人は裸足であったということ
東海道の宿場町はおよそ十里半(約42km)を一日かけて歩き、それを毎日繰り返していた。
一説によるとそのほとんどは裸足だった
草履などの履物は一日歩くとほとんど擦り切れる
毎日新品に履き替えるほどのお金も無駄である。
昔の人は健脚であったというのは、裸足で歩いていたからであったのかもしれない。
足というのは二足歩行の人間の土台であり
西洋の靴の文化になっておよそ120年近く
腰痛や肩こりが多くなってきているのは
この部分の弱さが現代人の軟弱なカラダの要因の一つであるといわれる。
たまには外で裸足で歩いてみてはいかがですか?