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ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。
ブログの主な登場人物
重度の知的障害を伴う自閉症青年 タツ
私(タツの母)
タツのパパ
タツのお姉ちゃん
新学年が始まって、そろそろ学校や先生に対する不満などが表面化してくる頃だと思います
支援学校や支援級などは、連絡ノートなどで学校とやり取りをしていると思いますが、書く欄が少ないですよね
だから、私は特別なことを言いたいとき、よく先生宛にお手紙を書いていました
お手紙を書く時のポイントを今回は書いてみたいと思います
と言うか、「私はこうしていました」ということですので、それが全ての人に当てはまるとは思っていません。
まず手紙を書く前に、自分の中で考えることは
私が先生だったらということですね
自分だったら、どのように言われたら「よし、やってみよう」と思うのかということです。
先生だって人間です。好き嫌いもあるだろうし、得意、不得意もあるでしょう。
だから、私が先生だったらという視点を忘れないようにしていました
親はね、自分の子どもに全然対応してくれていなかったりすると、「何やってんだよ」と言いたくなると思いますが
いきなりそこを責めても、大体学校側は壁を作ってしまうと思います
だって・・・多分、先生だって一生懸命だから!!
一生懸命やっているけどうまくいかないときってありますよね
だから、そのときに「何やってんのよー」と責められたら、先生だって人間です。心が折れちゃいますよね
だから、手紙を書くときに注意をしたことは
・客観的に、今の現状を訴える。
・現状を変えるには、どうすればいいのか、具体的に提案をしてみる。
・その提案は、実現可能な簡単なものからしてみる。
これは、タツの療育と同じなんですけど、先生だって成功体験が必要だと思うんです
もし、自分の子以外が荒れていて手が付けられない状態で、その間、自分の子が放っておかれていた場合
うちの子も見て!!
だけだと、ざっくりすぎて先生もどう見ていいか分からないと思います
だから、その場合、「ここの部分だけお願いします」など、具体的に見てほしいポイントをお伝えするなど
お手紙を書く際は、そのような工夫も必要だと思います
タツの場合、勉強やその他はどうでもいいから、今、「静かに」を教えているので、その部分だけ徹底してくださいなど
プロなら全部、きちんと見てよ。何のための支援学校、支援級なのよ
などと言われたら・・・私が先生だったら、逃げ出したくなりますね
私だって、精一杯頑張っているのよーと叫びたくなります
学校や先生は敵ではない。味方になってほしい人たちです
どうすれば味方になってくれるのか??
私が常に気を付けていたことは、いかに私たち親子の味方を増やすかということです
敵を作らないように、保護者側もうまくやらないとね いけませんよね
あと、順番は守るようにしていました
いきなり校長先生宛に手紙を書くことはしません
子どもを見ているのは担任の先生です。そこをすっ飛ばして、いきなり上司に持って行くことはしません。
担任の先生にだってプライドがありますからね。出す相手は、まずは担任です
でも、そこに必ず「校長先生や学校全体で共有してください」との文言を入れておきます
その文言を入れるということは、誰が読んでも、誰も傷つかないことしか書かなかったということです
誰かを責めるためにお手紙を書いたりはしません
ちょっとぐらい責めることはあるかもしれませんが、必ずフォローは入れて最終的には「頑張ろう」と思わせるような終わり方で書いていました
何回も言いますが、私が先生だったら、どんな手紙をもらったらやる気が起きるか、行動できるかを考えていました。
まあ、ざっくりとこんな形で、タツが学生時代のときは先生や学校にお手紙を書いていました
あと、この本を結構参考にしていました
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
今年の父の日は、こちらを手配させてもらいました。
これも、前に送ったことがあります!!