ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。
重度の自閉症の息子の20年の成長記録です。
これも前に書いたブログです。
昨日のブログとセットで書いたものなので、これも再投稿します。
前回のブログで、「静かに」の教え方を書きましたが、
それと同時に、学校でも定着させてもらうために、先生に相談しました
「静かにする」って達成感がないですよね
運動会のダンスとか勉強もそうですが、終わりがあるので「やり切った」っていう達成感を味わいやすいのですが
「静かに」って、静かにしていたところで、どこで達成感を感じればいいのか分かりづらい
だから、「静かに」していたことを「できた」と実感してもらえるように
このような単語帳を先生につくってもらいました
ご褒美カード(ポイント制度)です
単語帳の形にしたのは、先生が持ち歩きやすいように、あと先生が考えて頑張らせたいことをすぐに書けるように
できたらシールを貼ります
そして、シールを貼った単語帳だけを週末に持ち帰って、家で別のノートに貼り付けます
それがたまったら、タツの行きたいところへ外食!
タツもそのシステムを理解して、シールがたまるように頑張ります
「静かに」を教えるためですが、学校で静かにしなくてはいけない場面でキッチンタイマーはうるさいので使えません
だから、その代わり砂時計を使いました
砂時計の砂が落ちたら、シールを1枚貼るというような感じで
もし、砂が落ちている間に声を出してしまったら、先生が砂時計を横にします
横にしたら砂は落ちないので
タツが静かになったら、また砂時計を立てて時間を計ります
だって、学校の朝礼とか、タツにしてみれば何をしゃべっているか分からない、とても苦痛な時間なのに
こちらの都合で「黙ってろ」なんてね、大変だろうなと思って
このポイント制度は、形を変え、今でもずっと続いています
今も、事業所で職員さんが考えた頑張るポイントで、せっせとためています
それがモチベーションにつながっているので
ここまでが再投稿です
これは小学校高学年で始めましたね
来るべき卒業式に向けて
やっぱり厳粛な式なので、静かにしてもらいたいし
先生もクラスの朝礼で前でしゃべりながら、でもタツを見ながら砂時計をあやつっているという、なかなかのすご技を見せてくれました
タツも砂時計が横になってしまって、とっても焦っている姿が面白かったです
終わりのない、達成感を感じづらいものにご褒美を与えること!!
本当に難しかったです
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
自閉っ子、必須アイテム!!
自閉っ子、弾むの好きですよね。
これ、大きくて安定感があって、うちでも重宝してます。
安定のバランスボール