BorderGuard七話・1 | k3company

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はるたけめぐみの漫画とか色々のブログ。

いらっしゃいませ。

 

 

なんか書いてる最中うっかり普段触らない何かを触ったらしくて記事の大半が保存もされずに吹き飛んでいた私です。

 

 

さて、八月はちょっと何があったのか分からないくらい忙しかったので予定より遅れましたが七話始めます。

よろしくお願いしますm(__)m

 

 

 

「母さん(未来南月)は全部知ってる」は何気に最強の脅し文句だと思います。

 

 

さて、ここでちょっとSF考を。

 

「技術はその時代に公開されているものが全てじゃない」

 

私これ、ガチであると思うんですよね。

「現在」の人類が使いこなせない、もしくは公表してしまうと混乱を起こすなどの理由で隠されてる技術ってあると思うんですよ。

 

チート的なものではなく、そういう諸々の「現代」の技術や知識を瀬田くんから学んで南月はこれから成長して行って貰う予定です。

 

そして瀬田くんを学者として育てたのは南月。

ここで少し「時間の輪」が閉じてます。

「タマゴが先か鶏が先か」的な。

 

 

以前個人的お薦めとして紹介した「時の娘」は「時間の輪が閉じてる」というパターンです。

こちらはいずれじっくりとレビューでも書きたいと思ってますが、簡単に書くと、時間の輪に捕らわれた一人の女性の一生の物語です。

人目を避けるように母親と暮らしている少女が母親から「この先お金を稼ぐのに必要な起こりうる知識」を教えられるだけの生活をしていて、ある日森の奥で何かしら違和感のある空間を見つける。

そこから現れたと思しき記憶喪失の男性と母親が恋人同士になるけど自分もその男性に焦がれて行く。

そして母と男性はその空間に消えていく。

少女はその男性が自分の父親と悟ると同時に自分が身ごもっている子は自分だと知る、再びその男性と会うために今まで母に教え込まれた投資などの知識で(なにしろ「これから」を知っているので確実に儲けられる)生計を立てながら自分自身を産み育てるみたいな内容。

 

個人的には好きな展開ですが、「BorderGuard」では全体的には「時間は流れるもの」で描いて行きます。

例えば時間はレコードのようなもので「針」は「今」を表すみたいな。

 

「酔歩する男(小林泰三 著)」という時間SFがあるのですが、こちらがそのタイプの内容です。

 

時間は過去も現在も未来も同時に存在していて、「今」を認識する器官が脳にあって、そこを破壊された主人公が無意識に色んな時間に飛ばされて(と本人は認識してる)終わる事の無い地獄のような人生を歩き続けるというあらすじです。

 

この「今」がレコードでいうなら「針」に相当して、針がタイムマシンと考えれば時間の移動も可能ではないでしょうかね。

というのにワームホールを使ったりがBorderGuardでは時間の移動の基本的な考えになってます。

 

まあ、いつも例で使わせて貰ってる「ドラえもん」のセワシくんで例えると、途中をで針を飛ばしても最終的に目的の部分が再生出来たら問題なしみたいな。

けど結果を左右するのはその「飛ばされた部分」っていう感じですよね。

以前一部の方たちと密室でも話してましたが、

パラレルワールドも分岐も起こりません。

あくまで時間は一本の線として描きたいと思ってます。

この辺と未来南月の腹黒さとか色々絡めて行きたいものです。

 

 

あ、そう言えば、以前からお話ししてるように一話からあれこれ背景を修正してるのですが、現在公開しているサイトから入れ替えしようと思ってます。

が、原稿全部入れ替えるより現在公開してる原稿を非公開にして修正原稿を改めて公開し直す方が早いのじゃないかと気が付いたのでボチボチ作業をして行こうかと思ってるところです。

一話の入れ替えから続いて二話以降も定期的に公開していきますのでこちらの方もよろしくお願いしますm(__)m

 

 

 

南月もここからあれこれ選択して行く事も増えて来る予定です。

という訳で今回はこれ。

 

「阿部真央/どうしますか、あなたなら」