BMSビジネスヒント 136
< スタッフの退職は、経営者の怠慢 >
やり続ける理由を失うと人は辞めるんです。
新たにやりたい事が見つかると人は辞めるんです。
スタッフが退職を申し出てきたときに、退職理由を聞きますよね。
スタッフは様々なことを口にします。
しかし、その大半は、やり続ける理由を見失い、その場から立ち去ることを目的にしたモノではないですか?
仕事が辛い、人間関係が辛い、先行きが見通せない等々
こうした考えでは、辞めて他の店に移ろうが他の仕事に就こうが、本人にとって決していいことなどないんです。
だから、そのスタッフのために辞めさせてはいけないんです。
大半は、決意を持って辞職を申し出ます。
決めてかかってくるんです。
どのタイミングで退職の意向をキャッチするかによりますが、
転職先が決定していないなら、まだ間に合います。
それを覆す方法は、辞めることを否定しないことです。
「辞めたら困る」なんて口にしてはダメなんです。
引き止めれば引き止めるほど辞める決意を固めるんです。
ただ、条件を提示するんです。
それは、やりたい事が明確なら退職してもいいという事です。
そして更にやりたいことを探す手伝いをするという提案をするんです。
見つかったら応援もすると言うんです。
辞めることを否定してないわけですから、本人のメンツは保たれます。
そして約束通り、やりたいことを見つける手伝いをするんです。
辞めることは受け入れる、しかし幸せになれない辞め方は受け入れない。
すると辞めたいという決意は、一端薄れ、また何もなかったかのように働き続けてくれるんです。
それが本人のためでもあるんです。
それに対してやりたいことを退職理由にしたスタッフには、
会社の事情がどうあれ、
その次のステージに向かうことを祝福してあげるんです。
結婚、出産、独立、海外留学、得意なスキルを生かした他業界への転職、
あるいは技術のレベルアップのための他店への異動などは、
引き止めることなく退職を受け入れるんです。
働らくというのは、その個人の人生がかかっているんです。
縁あって働いてくれたスタッフが不幸になるとわかっているなら、それを諭し
幸福になるなら祝福してあげるんです。
大事なのは、いつ意向をキャッチするかです。
すぐ辞めたい、1ヶ月後に辞めたいと言われたら、それは経営者や上司の怠慢なんです。
気づけなかったこと自体が問題なんです。
普段のコミュニケーション不足なんです。
だから、スタッフを常日頃から、よく観察し、ちょっとした変化を見逃さないです。
気に掛け続けるんです。
声掛けであったり、定期的な面談であったり、慰労であったり、スタッフを知る努力を怠らないことです。
スタッフが誤った考えで辞めていく原因は、経営者の失態なんです。
スタッフを大切と考えるなら、誤った辞め方をさせないことです。
不用意に失ってはいけないんです。
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