ポータブルトイレ、買ったはいいけれど… | ハルさんの日常

ハルさんの日常

認知症の不思議な行動の数々。あるお年寄りの介護の日記。

同居4日目に判明した出来事に私は動転していたのでしょう。急ぎケアマネさんへ連絡して、ポータブルトイレを購入する手配をしてしまいました。




『ハルさんがいた老人ホームはトイレ付き個室だったから、ハルさんトイレの場所を覚えられないし、ゴミ箱へもやってしまうんだ!と。

一方のハルさんは,


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これまでほとんどの事を人に聞いてすませてばかりいたのに、この日以来、自分でトイレの場所を覚えるべく奮闘するようになりました。 ゴミ箱でしてしまったことをさすがに悪いと思ったからなのかどうか、定かではないです。


そのかいあって、


ちょうどポータブルトイレが家に届いた頃、トイレの位置がだいたい掴めるようになったのでした。約1/2回の割合で自分で見つけられる。→同居1週間目頃の出来事


ちなみに、ポータブルトイレは、


             ハルさんの大好きな薄紫色。

一緒にカタログ見て決めたはずのハルさんの反応、どういった道具かもわからないようでいまいち。


届けてくださった福祉用具の会社の人の説明では、『ポータブルトイレの中のバケツに常に水を浸しておいてください』、とのこと。→○○○が取れやすいようにです。

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              え、

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つまり、

こんな事になりそうな……。完全に早まってしまった。
お水のトラブルまだの方こちらです

おまるのような気軽さで考えていたものの、サイズも値段もひとけたデカイ!

結局、部屋の片隅に置かれたポータブルトイレは、新品のまま今ではハルさんの予備の掛け布団置きとなりました。





ところで、ハルさん、自分あての封筒だいじにしています。




親元から離れて疎開』しているとでも思っているのか、大きな勘違いをしている……。


封筒は福祉用具の会社が送ってくれたものだし、ハルさんの両親は、ハルさんがずっと若い頃に他界されてるし。でも、感激しているハルさんはけっこうかわいい。

そんなこんなで


てんこもりな一週間を紹介してまいりましたが(認知症の人って、びっくりな事たくさんです)、ハルさんとの同居は続き、本年もこのブログよろしくお願いいたします。



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