前回のブログから、すっかり日がたってしまいました。
年内には仕上げなくてはいけない業務があり、退院後の翌週からすぐに仕事に戻り、毎日忙しく過ごしていました。
以前は外勤をしていたので、外出しやすいよう１階にでデスクがありましたが、復職してからは内勤をしているためデスクを２階に移籍しました。
先日の１WEEKの入院だけでも、筋力が落ちたんですね、２階に上がり降りするのに、足が上がらないです。
仕事の環境も内容も変わった為、やはり疲れが溜まり夜もすぐに寝てしまい、ブログまで余裕がありませんでした。
仕事にもようやく慣れてきたので、ブログを再開したいと思います。
前回は強い腹痛と背中痛で身動きできなくなり、癌疼痛の調整入院となり、処方の調整の為、退院となった所でした。
その際に消化器内科の担当医から、今後の治療についての話がありました。
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▶先生より
今回、造影ＣＴとレントゲンの結果からは、腸閉塞による詰まりなどの症状は見当たらず、鳩尾から背中の痛みで、背中の痛みはこれまでと同様に固定した範囲なので、癌疼痛が強くなったと判断しています。
上長間膜動脈と下腸間膜動脈の太い血管に巻き付いている、再発した癌が画像では大きさは変わっていないように見えます。
癌を全部かき集めても、手の平に収まる程度なんですが、少し大きくなり神経を今迄よりも圧迫し始めたので、今回のように突発的な痛みが発生したと考えます。
今後も同じように、癌疼痛はいつ発生するのか予想できない突発性の痛みがあると思います。
手術後に再発防止でＴＳ－１を服用しましたが、再発となり効果が見られなかった為、手術前に一定の効果が見られたアブラキサン+ゲムシタビンに変更し投薬していますが、それも今年の３月に左肺に転移が発見されたので、標準治療としてはアブラキサン+ゲムシタビンも効果が出ていない事となります。
これ以上投薬しても他の正常な細胞を虐めてしまい、はるさめさんは副作用もずーと続いていて辛い思いもしなくてはいけません。
今迄はるさめさんからの強い要望で、アブラキサン+ゲムシタビンの投薬を続けてきましたけど、今回で終了と考えてください。
これ以上は、身体を弱らせるだけです。
▶私：最近は投薬しても、以前ほど体調が悪くなくて良かったんですけど、それでも効果が出ていないのであれば意味がないですね。
フォルフィリノクスは減量してでも出来ないですか？
▶先：アブ+GEMを減薬しても、なお２週間隔でなければ投薬できないほどの骨髄抑制症状なので、副作用が何倍も強いフォルフィリノクスでは、はるさめさんの身体は副作用に耐えられないので処方は出来ません。
▶私：アブ+GEMの治療効果が出ないのであれば、今は減薬してるのでそれを標準に戻したら、少しは効果があるのではないでしょうか。
▶先：減薬していて、副作用が出ているので、強くするともっと酷くなりＱＯＬが下がります。 それを我慢したとしげも良い効果は得られないと思います。
▶私：そうですか。。。。。。 いよいよ化学療法が終了ということなんですね。。
動脈を巻き込んでいるから、陽子や重粒子線もできない状況ですよね。
▶先：癌が胃の裏、腹のど真ん中の深いところにあり、放射線が血管まで照射してしまうため、癌病巣周囲の組織に副作用が生じますので適当はできないです。
▶私：それでは、今後は標準治療では何も出来なくて、今回の入院のように痛みの調整を緩和ケア内科で行うことしか出来ないということですね。 これ以上の治療は自分の責任において免疫治療などをするしかないのですね。
▶先：免疫治療は色々ありますが、絶対に治るというものはないうえ、高額なものもあります。 何かしようとしている治療があるのでしたら私どもにも相談して下さい。
▶私；費用対効果は考えていますし、治療も東京圏など遠方になると時間の事もありますから、慎重に考えながらじっくりと調べてみます。
私の残り人生、あとどれくらい生きられますか？
▶先：はるさめさんは、抗癌剤も中止したので顔色もよくなり、元気に見えますけど、末期になります。
今迄抗癌剤の投薬を行い癌を抑える一定の効果は出ていたので、抗癌剤をやめたからといって、急に癌が大きくはならなく、成長率は変わらないので、徐々に大きくなっていいきます。
今の体調が良い時を出来るだけ維持して、ＱＯＬを下げないようにした方が良いです。
はるさめさんがご存知の通り、統計データになりますけど３年生存率はとても低く、この通りではないですが数年は生きられないです。
▶私：そうですね、癌の治療を初めて今月で１年半になりましたので、生存率が低いからすぐですね。
でも、私は生きのこるつもり満々ですけど。
だけど初めて癌を告知された時と同じく、癌患者は告知を何度も受けるんですね。。。
ふと横に座っていた妻を見ると、声を殺して泣いていました。
その姿を見るのが、とても辛かったです。
▶先：相談などいつでも来てください、頑張ってください。
▶私：長い間、お世話になりました。
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とうとう標準治療が終了です。
少しでも長生きする為に、免疫向上に努力して頑張ります！
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