『歌姫』を観終わった。

先日3話まで観ていて

今日は朝から旦那が仕事で出かけたので

4話から最終話まで一気に観た。








Twitterで思いつくまま

感想ツイートしようかとも思ったけど

まだ観ていない方

これから観ようとしている方も

いらっしゃるようなので

やめておいた。


『歌姫』はネタバレされたら

最悪だもんね。


なので、ワンクッション

置く事ができる

ブログにしようと思った。



例によってここからは

完全なネタバレします。

知りたくない方は

ここでさよならです。













四万十太郎(長瀬智也)は

街へ新しい映画のフィルムを

受け取りに出かける時

この↑↑↑

全身白スーツにハットを被る。



忘れとった…

うぬぼれ以外にも

白スーツが似合う男がいた。


本当に良く似合う。

まさに銀幕のスターのようだ。







このストーリーの中で

智也くんの真骨頂が観られるのは

10話ラストシーンと

最終話だと思う。



それは〝目〟だ。

目の演技だけで

記憶を無くした四万十太郎と

記憶を無くす前の及川勇一を

演じ分けている。



足を滑らせたメリー(遠山景織子)を

支えた太郎が海に落ち

流れ着いて目覚めた時、

鈴(相武紗季)は

自分の事を全く知らない人として

見る目付き、

目覚めてからの口調で

全てを悟って涙を流した。


勇一と太郎は纏う空気まで違っている。


だが数日の意識不明から

目覚めた太郎は

全てを思い出し、

同時に全てを覚えていた。


東京での暮らしも

土佐清水での暮らしも

鈴のことも。




太郎は

出征前に夫婦だった

美和子(小池栄子)から、

産まれていたと知らされた

一人娘のために、

自分の惚れた腫れたは二の次として

残りの人生を捧げると決めた。


ジェームス(大倉忠義)だけに

父親としてのその覚悟と

全て覚えている事を打ち明ける。


そして岸田家と

土佐清水の人達には

全てを忘れたフリをして

別れを告げ

東京へと旅立った。





一番ゾクッとして

私がとんでもなく色気を感じたのが

オリオン座を出て

クロワッサンの松(佐藤隆太)と

すれ違った時の視線。

やんちゃで喧嘩っぱやい

四万十太郎そのものだった。


そうだ…そうだった。

録画が観られなくなる前、

この時の太郎が大好きで

何度も何度もこのシーンを

繰り返し観たことを思い出した。








『歌姫』の視聴率は

あまり良くなくて

オタクの私はそれが気になって

あまりドラマに没頭

できなかった記憶がある。


でも、リアタイしただけでなく

今回全話を見直したら

ストーリーの流れを覚えてたので、

何度か録画は

見直していたんだなと思った。

元々相武紗季ちゃんの事は

好きだったし。


しかしその後2人が噂になってからは

全く観ることができなくなった。


おばちゃんなのに恥ずかしいけど

十何年観られなかった。








そして

いきなりやってきたきっかけは、

この↓↓↓記事に書いてある

土佐弁を喋る長瀬智也が

見たくなったからなのだが…





なんで観られるようになったのか

今もさっぱり分からない。

本当に自分でも不思議だ。







そして

長いブランクを経て観た

『歌姫』は今更ながら

ドラマベスト5にくい込んだ。


〝俳優・長瀬智也〟から始まった

私のファン歴の原点に

あらためて戻れる様な

素晴らしい作品だった。