前々回、前回の記事は長〜い前置きでした
東洋医学も効果がありますよ〜と洗脳したところで、家でできるツボ押しについて書いていこうと思います。
東洋医学では、経絡(けいらく)という生命エネルギーの通り道が全身に張り巡らされていて、経絡の上にツボがあると考えられています。
こんな感じ
この経絡に詰まりがあると、エネルギーの流れが悪くなり不調が起こると考えられています。ツボを押して経絡の詰まりを取って、不調を改善していきます。
私が習った方法は、鍉鍼(ていしん)という先が丸くなった鍼でツボを押す方法で、誰でも安全に行うことができます。
鍉鍼(ていしん)
うちにある2本。鍼と言うより、棒のイメージです。下の長くて太い方が押しやすいのですが、師匠の特注品なので、手に入らないかも…上は楽天で買いました。
先が丸くなっています。
小さな子供のツボを押す場合は、この鍼を使わずに、大人の指の腹で押す方が痛すぎないようです。また大人でも、わざわざ鍉鍼(ていしん)を買わなくても、自分の指の腹で押してもOKです。ツボの場所によっては鍉鍼(ていしん)の方が押しやすかったり、逆に指の方が押しやすかったりします。
指で押しにくい場合は、こんなので押してもいいと思います。爪楊枝3本を輪ゴムで束ねました。
尖った方ではなく、こちら側で押してください
ツボ押しの本を見ると、ツボの場所を「〇〇から指△本分下」というような表現で書いてありますが、師匠によると、人によってツボの場所は微妙に異なっていて、同一人物でも日によってツボの場所が変わるそうです。
なのでツボの場所は目安として、その付近を押してみて、一番痛いところがツボで、そこを押せばいいそうです。
私は、最初に習った頃は間違ったツボを押してしまったらどうしよう、逆に体に悪い症状が出るんじゃないかと心配になってしまったのですが、その人にとって必要がないツボを押しても何も反応がないだけだそうです。
これを聞いて、安心してツボ押しができるようになりました。
鍼灸にもいくつか流派があるようで、これから紹介していくツボは私の師匠から習ったものです。他の流派でお勧めしているツボやツボ押しの本に載っているツボとは異なるかもしれませんが、ご了承ください
では次回からやっと実践編です