年末の忙しい時期に訪問してくださって、どうもありがとうございます。

 

 さて、私はいけないと思いつつ、クリスマスケーキお祝いケーキを食べてしまいましたアセアセ

 24日には味見程度にほんのちょっとだけ食べようと思ったんですが、手が勝手に動いて結構な大きさにカットしてしまいましたよガーンそしてやめときゃいいのに、25日にも残っていたケーキを食べました。だって、もったいないですもんチュー案の定、翌日くらいから、また首・背中・両肘関節・両膝関節・股関節が痛くなりました。ケーキ2連チャンの効果は強力でしたタラーでも痛みの原因に心当たりがあるので、余計な心配をしなくていいから、こういう知恵(下の記事下矢印)があると心強いですウインクそれ以降は、また甘いもの断ちをしているので、今日は痛みはだいぶ改善しました口笛

 

 

 いつものことですが前回の記事も長くなっちゃったので、疑問に思う方もいるだろうな〜と思いつつ、端折ってしまいました。

 今回はそこの補足です。

 

 それは“甘いもの“の定義です。実際、前回の記事を読んで、「炭水化物や果物は食べてもいいのか」と疑問に思われた方もいらっしゃったようです。

 私が前回の記事に書いた“甘いもの“とは、砂糖が入ったお菓子や飲み物のことです。

 

 東洋医学には“五味“という考え方があります。

 “五味“とは、酸(さん)・苦(く)・甘(かん)・辛(しん)・鹹(かん)(塩辛さ)の味のことです。鹹以外の味は漢字から想像できますよね。食べ物は味に関わる性質から、この五味に分けられます。この中の甘(かん)とは、文字通り甘い味がする物です。砂糖、白米、穀物、芋類、かぼちゃ、人参、大豆、卵、バター、マグロ、鮭、牛レバー、多くの果物類、ナッツ類など、そうだね〜と思うものから、え?これもっ!?て思うものまで、いろいろな食べ物が甘に分類されています。

 前回紹介した記事下矢印の東洋医学の先生は、瘀血改善のために控えたい食べ物(甘に所属する食べ物)をたくさんあげていらっしゃいましたが、私はそこまで控えていません。

 

 

 

 16年前の漢方セミナーの医師は「生理痛のある人は、生理の間は甘いものを食べない方がいい。」とおっしゃっていましたが、この五味について説明はありませんでした。その頃の私は東洋医学的な知識はほとんどなく、深く考えずに、甘いもの=砂糖入りのお菓子・飲み物と考えて、生理期間中は砂糖入りのお菓子・飲み物を摂らないことで、生理痛は軽減しました。

 

 「へバーデン結節の原因は砂糖だよ。」と言う私の師匠は、へバーデン結節に対しては砂糖入りのものを食べないようにとおっしゃっていますが、健康のためには糖質も控えめにするようにという考えです。

 

 私はIgA腎症という腎臓の病気があるのですが、腎臓病では適切なカロリー摂取が必要です。カロリーの過剰摂取がいけないのは皆さんも納得だと思いますが、少なすぎてもいけないんです。カロリーが不足すると自分の筋肉を分解してしまい(蛋白異化亢進)、その代謝産物(BUN:尿素窒素)が増えて、それを処理するために腎臓に負担がかかります。

 なので、私はご飯・パン・麺などの主食はしっかり食べてカロリーは確保しつつ、砂糖の入ったお菓子・飲み物は飲まないというふうにしています。

 この方法でも私の関節痛・筋肉痛は改善しました。

 

 でも、私は甘いもの大好きなので、甘いものを減らす余地がありましたが、普段から糖質制限をされているような方には、『甘いもの(砂糖入りお菓子・飲み物)断ち』は効果ないだろうなと思います。

 私が読ませていただいているブログで教えていただいたのですが、You Tubeで『ハチミツ療法』を提唱されている女性医師は、「更年期の関節痛の原因は糖の不足です。」とおっしゃっていて、私と真逆の主張にびっくりしてしまいました。この医師はご自身が高タンパク質摂取・糖質制限をされていたそうですが、更年期に不調になり、ハチミツを摂取したところ不調が改善されたそうです。他にも『ハチミツ療法』で改善している方が実際にいらっしゃるようです。気になる方は調べてみてくださいね。

 

 結局のところ、いつも自分が食べている物を振り返ってみて、私のようにお菓子が多いようならやめてみればいいし、炭水化物や果物を食べ過ぎているようなら、それを減らしてみたらいいと思います。

 絶対にこうしなければいけないということはないので、自分の体と相談しながら試してみていただければと思いますウインク

 

 それでは皆さま、良いお年をお迎えくださいキラキラ

 来年もぼちぼち投稿していきますので、どうぞよろしくお願いしますニコニコ

 

 

参考:『東洋医学の基本講座(佐藤 弘、吉川 信)』

  『薬膳・漢方の食材帳(薬日本堂・監修)』