11月も今日で終わり。
本当に毎年感じるけど、一年の月日が流れるのが早いですね。

今年こそは!と思ったこと。
いくつ出来たのだろうか?

ちょっぴり振り返りの時間も作りたいと感じています。

皆さんの心からの笑顔生きる勇気を応援する
心理セラピストのさとうみさ子です。



先々週に引き続き、先週末は福岡にて
カズ姐さんのNLP心理セラピー・プロフェッショナルコースが行われました。

しかも最終を迎えるこの日は、
今までの気付きや学びを充分に味わい尽くす合宿の二日間。


場所は
海がすぐに前に広がる最高のロケーション♪



福岡ではデートやドライブコースとして外せない
不動の人気の志賀島‼

この二日間はお天気にも恵まれ、
それぞれに車に乗り合い現地にて集合だったのですが、

みんな、現地につくまでの間に
気持ち良く海辺のドライブ気分を味わい
充分に浄化された気になり

気持ち的には講座開始までに
もう終了した雰囲気になっていました。


今回は現在各地で開催されているプロフェッショナルコースで
初の修了合宿。


本気で本物の心理セラピストを育てたいと願うカズ姐さんの思いは深く
この解放的な素晴らしいロケーションのもと
地獄の筆記試験と実技試験が待っていました。



受講生だけでなく、アシスタントのみなさんも
もちろん私も試験を受けました。


昔と言ってもかな~り昔の20代前半くらいまでは
試験も一夜漬けでなんとかいけてたけど、
今回ばかりはそうはいかず・・・。

ある問題で、頭のどこかに記載されているページが浮かぶし文字も見えてくるのに・・・

その文字がはっきりしなくて、追いかけようとすればするほど
小さくなって遠ざかっていくのでした。

あの頃のただの丸暗記。
今は通用しないんだなー。と思いつつも気付いたこと。


そう、思考で表面的に覚え込んだものは直ぐに忘れてたこと。

でも、今回の筆記試験では
心理セラピーの学びと実際セッションをする上でとても大切で外せない
心の思い込みのビリーフについての試験問題がありました。

合宿前にアシスタントメンバーや受講生さんとの自主勉強会の中で
この大切な部分を学び直しながら、
何かスーッと腑に落ちて理解していく感覚がありました。

そう、その理解って
過去の自分の思い込みの状況と場面がどんどん一致していき、

気が付いたら、
たくさんあるビリーフが過去の自分の中に全部あったことを
改めて・・・

イヤ、NLPを学び始めて
自分の中にあったもの、
そして今の自分の現状として持っているだろう
思い込みのビリーフといったフィルターを通して
物事を見ている自分を初めて認めた感じでした。


そのビリーフとは。。。


私たちは生まれ、生きていくうえで
たくさんの「~ねばならない‼」という状況に出会います。

それは幼い頃に「躾」という形で
いろんな場面で親、兄弟姉妹、家族や学校など
人との関わりの中で自然と潜在意識に植え込まれていきます。

例えば、
「早くしなさい‼」「急ぎなさい‼」「ほら頑張って‼」
「そのくらい出来て当たり前、もっと出来るはず‼」
「そんなことしたらお母さんが悲しむよ。」
「泣くな!男の子でしょ!」…等々



たくさんの命令系の言葉を大好きで身近な影響力のある人に言われ続けると
子どもの心には
・完璧でなければならない
・頑張らなければならない
・人を喜ばせなければならない
・急がなければならない
・強くなければならない


といった自分に対する命令形の書き込みが行われます。
これをドライバーといいます。

私はこのドライバーを全てきかせて生きていました。

そして、このドライバーは意識的に働かせ、
常に「~しなければならない。」という縛りのフィルターで
物事をみて判断していました。

だから、とても他人にも自分自身にも厳しい目で世の中をみている自分がいました。


そして、一般的にはきちんとした人と思われるように頑張っていたのでした。


でも、ここで怖いのは、
このドライバーの下に潜んでいるビリーフというものがあり

解り易く言うと



「私は何があっても強くあり、頑張らなければならない」
 そうでないと
・ここに存在してはいけない
・何かが出来る自分に価値はあるけど、ありのままの自分には価値がない
・辛いとか悲しい、嬉しい、楽しいなどの感情を感じてはいけない
など


といった、
自分に対する「禁止系の思い込みのビリーフ」
潜在意識の奥深くに刻まれ
この感情を感じたくなくて、
先に書いた5つの「~ねばならない」を強く働かせているのです。


そして、
「強くあろう」
「頑張ろう」

とすればするほど、潜在意識にあるブリーフも更に強化されていくから
きつくなり、空回りし出すのです。

私は以前はまさにそんな状況を自分で沢山作りだしては
常に体調を崩していました。

日頃は元気だけど、休みの日になると寝込む

回復が遅い

また頑張る

寝込む




の繰り返し。


もう、心も身体も悲鳴をたくさん上げていました。


そして、NLP心理セラピーを学び
この潜在意識の思いに気付き
この部分を見つめ、
たくさんのネガティブな感情を認め解放したり
自分を大切にする感覚
自己重要感を育てる感覚
など、
一つ一つ丁寧に自分という存在を認め
育て直しをしていきました。

そして、その禁止系のビリーフのフィルターを少しづつ軽くしたり
取り外したり出来るようになり、
重くのしかかっていたドライバーも軽くなりました。

だから、必要な時に必要な分だけのかかるドライバーは
・今この時には頑張る
・丁寧に見直して取り組む
・自分の弱味や苦手な部分は助けてもらいながら、物事をすすめる
・計画して無理なく進める


といった形に変化し、生きやすさを感じています。


そんな感じで、たくさんの過去の自分の姿を振り返ると
いろんな場面で、あり得ないほどの思い込みのフィルターを持っていたこと

そして、そこにビリーフを当てはめていくと
とっても深くから理解できたという訳です。


お陰様で、スタッフとして生き残れる結果を出せたので一安心でした。


そして、
セラピューティックの10日間
プロフェッショナルコースの10日間

合わせて20日間を共に過ごし、
それぞれに自分の心と向き合ってきた
受講生さんの最後の日に出会う笑顔は
いつも素敵です。

最初作り笑顔だった人も
本当に心からの笑顔に変化してるから




今回卒業された皆さん
本当におめでとうございます‼

それぞれが
自分の強みを生かしたセラピストとして羽ばたいていかれることを願っています。