通訳案内士HALURONの日本と世界の観光産業を知る旅 -6ページ目

通訳案内士HALURONの日本と世界の観光産業を知る旅

このブログは大学生の時に途上国をバックパックで旅をしていた時の生存確認用でした。社会人になった今は自分に大きく影響を与えてくれた旅、日本のインバウンド&アウトバウンド活性化に資するブログにしていきます。

どうもHALURONです。
今回はエチオピア編♯4の記事です。

♯1 エチオピア旅行概要 旅程、目的、費用

♯2 エルタアレ火山&ダロールのダナキルツアー

♯3 宗教都市ラリベラ

♯4 少数民族巡りアルバミンチ

♯5 発展を続けるエチオピア

今回はエチオピア南部の少数民族の村を周ってきたので、各民族とその文化の紹介です。エチオピアは首都のアディスアベバと地方の村で同じ時代を生きているはずなのに、全く違う時代を生きているようなギャップがあり興味深い。ただ刻々と村にもグローバル化の波が来ており、今後の若い世代は世代間対立を乗り越えてギャップも縮小していくだろう。

今回の南部地方滞在は移動日含めて3泊しました。11,12,13日の午前中と約2日半時代を越えてタイムスリップをしてきたような旅でした。
10日目:ラリベラから飛行機で約2時間かけてアディスアベバへ、飛行機を乗り継ぎ約1時間かけてアルバミンチへ
11日目:ハイエースをチャーターし少数民族巡り開始 バンナ族&ハマル族を周りトゥルミ泊
12日目:少数民族巡り ダサネチ族&カロ族を周りジンカ泊
13日目:少数民族巡り 午前中にムルシ族、少数民族博物館を周り、飛行機で約1時間かけてアディスアベバへ
 

まずは夕方アルバミンチに到着して、天気が良かったので外でビールを飲みながら、どのような手段で南部地方を周るか考える。

 

ツアー会社の人との交渉が面倒だったから、自力で行くためにバスの時刻を調べるが、自分が行きたい村を周り切れる時間を確保できるか不安になる本数だったので断念。自分で車をチャーターし周ることに決定。


①バンナ族&ハマル族のマーケット

バンナ 6万人、ハマル 3万人 ほとんど違いはないが住んでいる形態が違う。バンナは巨大一家でハマルは父母単位。

結婚したら髪をバターと岩を混ぜたもので赤くする、結婚する前は黒い、2ヶ月に1回やり直す。


これで髪に色を付けて固める。

 まだ未婚だから首輪もないし髪も黒のまま

第1夫人は尖った首輪、鉄の首輪は第2or第3、お金を持っていればたくさん奥さんもてる。背が高いとハマルでモテる。

 

ガイドは11人兄弟で学校に行ったガイドだけカイアファールという都市で働いている。他はみんな村に住んでいるそう。やはり都会の生活が良いみたい。年齢を数える習慣はない。


他にもバンナ族の男性


バンナ族とハマル族の人たちはどこでも座れるように椅子を持ち歩く。


②ダサネチ族
ケニアから500年位前に来た民族で上半身裸なのは伝統らしい。

冬でも上半身裸らしい、なぜ? 

快楽に溺れるのを避けるため成人の儀式として女性器の一部を切除するらしい。

奥さんを何人も持ってよくお金次第。奥さんをもらう時、家族に牛10頭、羊16頭をあげるらしい。

ローカルガイド曰くケニアのマサイマラを目指してパフォーマンスの練習中らしい。ガイドは1ヶ月で8000ブルほどの給料らしい。

 

③カロ族
カロ族は5000人、訪れたのは1番小さい村で約300人、小学校は村の中にあるみたい。

カロ族はみんなポージングを決めてかなりツーリスティック。

物売りに来たハマル族の人がいた、言語的に同じ群にあるみたい。

ガイドが生まれた25年前には既にツーリストが来て、変わり始めていたとのこと。写真代は彼らの食事などに変わる。

カロ族も上半身裸、ブルジャンピングは2年に1回で20歳以上の人がやるらしい。ペイントはブルジャンプや収穫祭など特別な時にやっていたものらしいが、今では観光客が来るので常にペイントしている感じ。
 

④ムルシ族

戦闘民族ということで護衛がつくが40分ほどで200ブルでかなり良い商売。カロ族ほど積極的ではないが、旅行者には慣れてる。

お皿をはめたふりをしている女性。

ほとんどの女性が子どもを抱え子どもの分の写真代もお金を稼ごうとたくましかった。

若干放心状態のムルシ族

ムルシ族の村へ行く拠点のジンカにある少数民族博物館、各部族の細かな情報があり興味深い。ムルシ族のスティックファイトの動画もあるので時間に余裕がある人は見た方が良い。

・資本主義の流れに乗り始める少数民族
今回訪れたダサネチ族以外は個別に写真を撮る場合は5ブル(20円)を撮った人に渡す。
ゆえに何とか観光客に写真を撮ってもらおうと色々と装飾をつけたり、ポーズを決めてくれたりする。
そしてしっかりしているのが子どもも一緒に写り2人分を請求する女性がとても多かったこと。
そのお金で食料を買ったり、生活のためにお金を使うようだ。


・民族のアイデンティティと個人の決定権

ムルシ族みたいに口にお皿を入れる文化があって外見を大きく変える習慣のある民族では世代間で対立が起こりつつある。これまでの文化的なアイデンティティ&観光収入を得続けたい大人側、一度皿を嵌めてしまったら都会に出て行けなくなり将来の可能性を狭めてしまうためやりたくない若者。一部政府が禁止をし始めている文化もあるようだけど、どっちの言い分も分かる難しい問題。民族内で話し合って決めると大人側の方が権力を持っているため優位な気がするけど、政府が一方的に西欧の価値観で決めつけてしまうのも何か違和感を感じてしまう。

全く異なる時代を旅したような感覚になったエチオピア南部地域の放浪記でした。


以上 HALURONでした。

 

どうもHALURONです。
今回はエチオピア編♯3の記事です。

♯1 エチオピア旅行概要 旅程、目的、費用

♯2 エルタアレ火山&ダロールのダナキルツアー

♯3 宗教都市ラリベラ

♯4 少数民族巡りアルバミンチ

♯5 発展を続けるエチオピア

今回は宗教都市ラリベラを周るタイミングと周り方のオススメを紹介したいと思います。
僕はラリベラには移動日含めて3泊しましたが、実質ラリベラを観光した期間は8,9日目の丸々2日間です。

7日目:メケレからバスで11時間かけて宗教都市ラリベラへ
8日目:ラリベラの教会散策①、サタデーマーケット
9日目:ラリベラの教会散策②、サイヤ人の宇宙船のようなBen Abebaへ
10日目:ラリベラから飛行機で約2時間かけてアディスアベバへ、飛行機を乗り継ぎ約1時間かけてアルバミンチへ

オススメの訪れるタイミングは土曜日、そして教会観光後の夕方は是非Ben Abebaへ

・教会が開いている時間帯はAM06:30-12:00,PM14:00-17:00で、隙間時間の12:00-14:00と17:00以降は時間の余裕がある。

・オススメは土曜の12:00-14:00の間は地方から現金収入を求めて大きな市が立つサタデーマーケットを見学して、17時以降はマーケットを閉めて帰路につく人々を見送って、是非Ben abebaで絶景とホスピタリティと最高に贅沢な時間を楽しむディナーを。
・翌日日曜日は早朝に起きて白いスカーフを巻いて参拝する人々のミサ見学を。

子どもから大人まで人懐っこいラリベラの街、至る所で写真を撮ってくれとせがまれる。


早朝サタデーマーケットに荷物を持ち向かう人々


ノアの箱舟から着想を得ている教会


上から見ると岩を掘り抜いて作られた教会だということがよく分かる。


王様が龍を退治して姫様を助けている場面の絵画、多くの教会に同じモチーフの絵があった。


教会に入れない時間はサタデーマーケットへ、家畜を売買する市場


エチオピアといえばコーヒー豆


週に1度の開催だから多くの人でとても賑わっている。


そして午後の教会巡りを終えて再びサタデーマーケットの終わり時へ向かう。
コーヒーを作るポットを片付けるおばちゃん。今日は200ブルの商品が5個しか
売れなかったと嘆いていた。


村に帰る時に荷物を持つのは若者の仕事、持たせてもらったがかなり重い。。


あんなに賑わっていた市場が寂しい雰囲気に。
みんな遠くから来ているから暗くなる前に帰らないといけないみたい。


そしてその後は美味しいエチオピア飯を求めてBen Abebaへ。
他の旅行者からテンション高く、エチオピアで美味しい飯屋を見つけたという連絡がありテンション上がる!!


丘の上にポツンとある。なんかマンガに出てくる基地みたい。



ビールを飲みながら夕焼けを眺め、そろそろ食べ慣れて食べずにはいられなくなったインジェラを注文。
旅行者向けのレストランではあるが、絶景と料理とエチオピアでこんなにゆったり過ごせる場所はなかったので、エチオピア料理に飽きてきたという人にはオススメ!!


翌日は日曜日ということでミサを見学に早朝から教会に向かう。


ミサに合わせて熱心に聖書を読み込んでいる青年。


教会内で行われていたミサが外に移動し、上で待っていた人が集まり人だかりができる。


ミサを行う牧師


最初は2泊したら次の場所に行こうと考えていたけど飛行機が満席で取れず3泊になり残念だと思っていたが、
旅の中間で少し疲れが溜まっている頃だったので逆にゆったりできてとても癒された。

以上 HALURONでした。
 

どうもHALURONです。
今回はエチオピア編♯2の記事です。
♯1 エチオピア旅行概要 旅程、目的、費用

♯2 エルタアレ火山&ダロールのダナキルツアー

♯3 宗教都市ラリベラ

♯4 少数民族巡りアルバミンチ

♯5 発展を続けるエチオピア
今回は参加したツアーの日程、費用、訪れた場所、ツアーの選び方について紹介していきたいと思います。


1.ツアー日程
1日目:AM 5:00 車でアクスムを出て、AM 9:00 ダナキルツアーの出発地点メケレ着、旅行会社のオフィスでツアー出発を待ち、
様々な道路をランクルで制覇し、PM 17:00にエルタ・アレ火山のベースキャンプに到着。PM 19:30に夕飯・着替えを済ませ火口を目指して出発。AM 00:00 エルタ・アレ火山の火口に到着。30分ほどしたら火口から少し下ったところにある宿泊地へ。 
2日目:AM 04:30 エルタアレ火山の山頂付近で目を覚まし、朝日を目指し再度火口に向かい、AM 06:30 朝日が登った後に下山しベースキャンプで朝食、AM 11:00 車で塩の湖と温泉で登山の疲れを癒す、AM 15:00民家のあるアバへ 
3日目:AM 07:30 起床 AM:10:30 出発 すぐにランチ+ビールで完全にオフ日、夕方はアッサル塩湖でエチオピアン・ワインで乾杯、星空の下のベッドで眠りにつく。 
4日目:AM 07:00 起床 午前中にナメック星の異名をもつダロール、ニューヨークシティの異名を持つ奇岩、オイリーな池、塩の採掘場を訪れ、ランチを食べた後は旅の出発地点メケレに向かう。

2.ツアー費用
ツアー代320$ 3泊4日+アクスム〜メケレのバス代
※それぞれのご飯のドリンク代のみ都度払い。
人によってはラリベラ→メケレの観光バス(3,360円)、メケレ&アディスアベバの宿(数千円?)、携帯のSIMカードetcを付けてもらっている人がいたので、人が少ない時に交渉してみて様々なオプションを引き出してみて下さい。

3.旅先を写真で紹介
1日目 様々な道路をランクルで制覇


エルタ・アレ火山の火口から煙が出ているのが見えて、テンション上がる。

PM 19:30に夕飯・着替えを済ませ火口を目指して出発。

AM 00:00 エルタ・アレ火山の火口に到着。
残念ながら煙でマグマが全く見えない。。


2日目 AM 04:30 エルタアレ火山の山頂付近で目を覚まし、朝日を目指し再度火口に向かい、
煙が晴れてリベンジできることを願うが…

AM 11:00 車で塩の湖と温泉で登山の疲れを癒す、
これは塩の湖で上面が暖かく下面が冷たく、冷たい水は下に沈むということを体感、この後は浅いけど熱さが程よい温泉で疲れを癒す。


3日目:AM 07:30 起床 AM:10:30 出発 すぐにランチ+ビールで完全にオフ日、夕方はアッサル塩湖でエチオピアン・ワインで乾杯。

星空の下のベッドで眠りにつく。


4日目:AM 07:00 起床 午前中にナメック星の異名をもつダロール。

ニューヨークシティの異名を持つ奇岩。

オイリーな池、塩の採掘場を訪れて、メケレの街へ


4.ツアーの選び方
ツアーに参加してみてツアー選びの前に知りたかったのは、①どこを出発地点にし、どこに行くのか?②何泊のツアーに参加するのか?という2点。
①についてはエチオピアはバスなど公共交通機関の利便性がなく、価格は高いが旅行会社主催のツアーバスを利用した方が良いという場合が多い。自分の事例ではアクスム〜メケレまでは価格に含まれる前提で交渉できたが、メケレ〜ラリベラについては後から決めたから別途支払っている。旅行会社からすると上記観光バスは頻繁に走っていることからツアーのオプションとして追加しても、空席がある限り追加の費用がかからないため交渉しやすいものと考えられる。オススメは最初からダナキルツアー前後に行く場所を決めてツアー価格の交渉が終わった後に、交通手段について交渉すると300$と大きな部分が決まった後の細かな交渉のため、オプションとして追加してもらいやすい。
②については2泊3日のツアーに参加するという選択肢があったこと。主要な訪れる場所は3泊4日と同じだが3日目のオフ日がなくなり早朝から行動する。1泊分の滞在がなくなるので時間がない人、興味の対象が絞られている人にはオススメできる。最近のエルタ・アレ火山は煙でマグマが見えない可能性が高いということでそこをカットして2泊3日で参加している外国人もいた。ただし価格は50$くらいしか変わらないようなので、時間がある人は3泊4日ツアーがオススメです。

エルタ・アレ火山のように噴火で火口が下がり、3メートルの直近でのマグマを体感したかったができなくなってしまう可能性もあるので、行きたいところはいつか行くではなくなるべく早く行ってしまわないとダメなんだということを痛感しましたHALURONでした。