「マナー」というと
「堅苦しい」
「敷居が高い」
※本来「敷居が高い」の意味は
【不義理・不面目なことなどがあって
その人の家に行きにくい】
ですが、最近は
「高級過ぎたり，上品過ぎたりして，入りにくい」
という意味合いで使われることが多くなりました。
というイメージを持つ方が多いのが残念です。
マナー講師・ミセスモデルの
弓場 節です。
ただ、マナーの本来の意味は
「周りやお相手への思いやりの
気持ちを行動や言葉にあらわすもの」
です。
決して「堅苦しい」とか
「敷居が高い」ということではないのですが
どうやら多くの方は
「マナー」＝「ルール」
と思ってらっしゃるからではないでしょうか？
「マナー」と「ルール」は違います。
「ルール」は必ず守らなけらばならないもので
守らなければ罰則があります。
でも、「マナー」は守らなかったからといって
罰則はありません。
ただ、違反すると相手を不快にさせ
信頼を無くしてしまうこともあります。
自動車の運転に例えると
「赤信号は止まり、青信号は進む」
という「ルール」があり
やぶると罰則があります。
ただ「マナー」は「無理な割り込みをしない」
など、お相手を思う心遣いで
罰則は特にありません。
でも、割り込みをされたら
相手は嫌な思いをします。
なので、
「どうすれば相手が不快にならないか？」
そこを考えて行動するのがマナーです。
なのでマナーは「こうしなければならない」
ものでもないですし
「こうしなければならない」と
相手に押し付けるものでもありません。
「型」を知らないから
型通りに振る舞えない
型通りに振る舞えないないのが恥ずかしい
マナーをそんな風に思うと
堅苦しく、敷居が高く
感じてしまうのかもしれません。
最大のマナー違反は
相手に恥をかかせてしまうこと。
少々のマナー違反はスルーしたり
フォロー出来る人でありたいですね。
（ただ、マナー違反が過ぎると信頼を
無くしてしまうので注意しましょう）
相手あってのマナーですから
「型」を覚えて行動することも大事だけど
どうすることが
お相手にとって心地よいか？
そこを考えて臨機応変に対応することの方が大切です。
マナー本来の意味が理解できると
マナーが「堅苦しい」とか
「敷居が高い」
というイメージは少し変わるのかなと思いますが
いかがでしょうか？？
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