それはこのホテルに泊まることでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/9b/85/j/o0478064013935582872.jpg?caw=800)
カンガルーホテル。
シンプルな外観に、デザイナーズ建築。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/1b/91/j/o0335044813935582879.jpg?caw=800)
お部屋は狭いですがコンクリート打ちっぱなしの壁。
まるで東京で一人暮らしをしているみたい!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/eb/8a/j/o0360048013935582892.jpg?caw=800)
一般的なホテルの、薄くて軽い布団に慣れない私は、
この志向がたまらない!ホテルに着いたとたん、寝てしまいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/5f/9d/j/o0480036013935582901.jpg?caw=800)
ロビー。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/9f/9a/j/o0480036013935582910.jpg?caw=800)
マックは24時間使い放題でした。ありがたや。
さて、お気づきの方も多いかと思いますが、
これは一般的なホテルではありません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/6c/75/j/o0480036013935582921.jpg?caw=800)
東京は南千住、昔は山谷とよばれた木賃宿の町にございます。
そう、現代的木賃宿なのであります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/a2/3c/j/o0480036013935582936.jpg?caw=800)
江戸時代は吉原の近くという事で、その吉原関係の従業員が住んでいたり
街道沿い最下層の、木賃宿町でした。
その後、昭和にかけては高度成長期を支えた出稼ぎ労働者の
宿泊地ということで、代わりに多くの路上生活者さんたちを輩出する、
まあ。。。要するにものすごく治安の悪い町でした。
しかし行政と街の方々の努力もあり、また老齢化も伴って
労働者の町から、福祉の町に変わりつつあります。
そして、治安の良くなった「山谷」は、安い宿を求める
外国人バックパッカーの跋扈する町へと変貌するのでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/98/2b/j/o0360048013935582942.jpg?caw=800)
このカンガルーホテルは、先祖代々木賃宿を営んでいたご主人が作った
「現代における木賃宿」という、コンセプトに従ったホテルです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/37/10/j/o0360048013935582950.jpg?caw=800)
当日飲み屋でご一緒したikkan先生が驚くほど、
南千住は昔から大変な町なのだそう。
でもでも、現在の南千住はけっこう大丈夫でした。
近くにある交番が、なんとも心強い。
路上生活者さんっぽいひとも、2人くらいしか見ませんでした。
考えるホテル、カンガルーホテル。
町を歩くと、スカイツリーが見える。。。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170512/14/harunohitsuji333/80/26/j/o0360048013935582957.jpg?caw=800)
また来たくなりました。
(でもさすがに人気物件だけに、予約は取りづらいようです。おためしあれ☆)
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