今日は多治見へ。 | harunohitsuji

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酒井紫羊の陶芸ブログです。

今日は朝、少しだけ仕事をして

一路、多治見へ。

途中、ものすごい渋滞につかまり…
(丁度、車に積んであったカーサブルータスを読む)

まずはセラミックパークminoの、国際陶磁器フェスティバルへ。

3年に一度、国際的な陶磁器のコンペが行われます。
私は、応募に必要な作品の写真を撮るのが、面倒くさいという
非常にいい加減な理由で出していませんが(爆)
見るのは……毎回楽しみにしています!
今回は、出品規定が変わったせいか(輸送費が実費になった)
大きな作品が少なかったように感じられました。
また、磁器は白黒のもの、もしくは
原色のビビッドなものが多かったように思いました。
渋好みのヒツジといたしましては、ちょっと焦燥感にかられるところあり。

また、会場は部門の差なく
すべての作品を一部屋に展示してありました。
導線が自由になって、ぐるぐるまわりながら見れたのが良かった。

そして、ギャラリーヴォイスの中島晴美展。

制作途中の写真が飾ってあったり、作品もこれだけたくさんあると
ドットも一つ一つ個性があったり。面白い展示でした。
会場を後にしようとすると、折角だからと
中島先生を紹介していただきました。
そこから、非~常にたくさんお話しさせていただきました!
中島氏は、意匠研の先生を経て、現在は愛教の教授でいらっしゃるので
制作のことなんかも、いろいろ伺うことができました。
思いがけない収穫っ。。。
そして褒めごろし。自信を無くしかけていたヒツジ、助けていただきました。

ヴォイスでぐーにゃさんと合流。
陶林春窯の野田里美さん個展へ。

少し遅れてしまったので、里美さんには出会えず。
古樹シリーズの長皿がかっこよかったです!
これがあったら、テーブルが締まるなあ~。ふむふむ。

結局さいごは、ぐーにゃさんと
夕ご飯を食べて、またガッツリ陶芸トークなのでした。

思いがけない一日。
一日の終わりに、中島氏の言葉が胸に響きました。
陶芸は、絵画などのインスピレーションを求められる仕事と違って
ああでもないこうでもない、形は…?色は…?と探求し続ける仕事。
それをずっと続けている人は、経験となって、いずれ光が当たる事がある。
続けることが大事。でも、的外れな探求をしてはいけない。

そうやな。続けることが、大事やわ~。
背中を押された気がしたのでした。



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