徳川美術館 | harunohitsuji

harunohitsuji

酒井紫羊の陶芸ブログです。


松坂屋さんへ木箱をとどけにいきつつ、
徳川美術館へ行ってきました。

今回の展覧会は、
国宝や重文や名物が沢山でていたようで
沢山のホンモノに出会えました。
特に牧谿の猿がフワフワで可愛かったです。
青磁輪花茶碗『馬蝗絆』も
自然な青磁の色が、すごく綺麗でした。
利休作の竹花入も、力強い形が面白かったし。

でも今日の一番の収穫は、
荒木高麗の染付茶碗が見れたこと。
あの『へうげもの』の1巻に出てくるアレ、です。

茶褐色の素地に乳濁した釉薬で
染め付けがしてあってカイラギが出ている…??
自分のやっている染め付けとはかけ離れた技法……
漫画では想像つきませんでしたが
実物をみて納得でした。



徳川美術館の秋季特別展は11月9日まで開催中です。