弾丸ツアーの行方。 | harunohitsuji

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酒井紫羊の陶芸ブログです。

昨日は日帰りで東京へ行っていました。

まずは、朝から板橋へ。

住宅街を抜けて

ギャラリー瑞玉さんで開催中の

望月集先生の個展へ。

ご本人を連想させるような、大変暖かな展覧会でした。
今回は8寸サイズの色々な絵付けのお皿が沢山。
会場内は百花繚乱でした。
今回は震災のことなどもあり、なかなか制作への気持ちが
ついていかなかったとのこと。。。
しかし、そんな中でも(そんな中だからこそ?)安らぎを与えられる
雰囲気が、作品には宿っておりました。
またもや先生を独り占めして、いろいろと技法のことなど
質問してしまいました。長い時間、失礼いたしました。

瑞玉さんにお邪魔するのは2回目です。
1階は常設展示がされているのですが、
少し贅沢な日常を送れそうな、かわいらしい器たちが沢山!
瑞々しい時間を過ごすことができました。


今度は日本橋三越へ。

まず鈴木徹さんの個展。

(HPから拝借いたしました)
こちらは初日にお邪魔することになったのですが
制作中からずっとネットで拝見していた、非常に大きな大きな壺が
しっかりと、会場に鎮座しておられました。
また、画像はありませんが、一つ奥の方に丸い形の壺がありまして
この壺の形が、ものすごく美しかったです!
水をたっぷり含んだ果実のような、
パリっ!とした音が聞こえてきそう。。。
ここまで凛とした姿の壺を、私は未だかつて見たことがありません。
徹さんの想いの強さを、垣間見た様な気がいたします。

そして、本展を…

今年も落選したヒツジですが
東京で見る会場は、名古屋会場で見るのとは、気持ちが全然違うのです!
あー前回は、ここに晴れがましい気持ちで立っていたのだなーと
今すぐ逃げ出したくなる気持ちをなんとか堪えながら、
じっくり観ることに。

望月先生の個展も、徹さんの個展も、そして本展も。
作品を作っているのは結局、手じゃなくて
気持ちなんだなあ。と…
そんな風に思いつつ。

海老名SAでみた富士山。

さて......と。


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