学校へ。 | harunohitsuji

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酒井紫羊の陶芸ブログです。

今日は来週から始まる展覧会の打ち合わせや
作品の研究会のため、学校へ行っていました。

これ、陶磁棟です。

作品は「下げいた」という細長い板で運びます。
手慣れたもんです。
みんなで焼いた、ワラ灰を水簸しています。

水簸が終わるまでに、半年くらいかかるでしょうか。
こんな勉強もしています。

ロクロ場では、卒業制作のまっただなか。

でかいつぼだなあ~。

こうやって乾燥をゆっくりにしているんですね。
みんなガンバレー!

研究会の会場に作品を運び入れて、

先生方の講評をうけます。
最初は学生さんから始まって、卒業生の私は一番最後。
ふう。緊張しました。
学生さんたちの、生真面目で愛らしい作品たちを見て
おおっ。こういう姿勢、大事だよなーと気づかされたりしました。


今回の講評では、私の場合はとくに、出す作品というより、
今後の展開についてのお話でした。
そういえば、この展覧会に出すのは今年で最後。
(学校主導の展覧会なので、卒業して3年までという規定ありなのです)
3年生の、まだ陶芸がよくわかっていない卵なころから、もう7年。。。

毎回、こういう研究会って、準備も大変だし
いろいろとチクチク痛いことも言われるし、
ちょっとめんどくさいなーと思うこともあったけど(笑)
最後となると、感慨深いですね。

もしかしたら、しばらくこういったほかの人の目が入ることや
後輩たちの作品を目にする機会が減るかもしれない。
そう思うと、今日のこの研究会は
とても大事なものに思えてくるのでした。

少し中庭でマッタリしてから、学校を後にしたのでした。



絵付けを終わらせて、明日はバイト後、釉薬をかけておしまい!
金曜日には火が入ります。
有終の美を飾れるかな。

柏松会陶磁展は、松坂屋南館6階
2011.10.26-11.1
アートプレースにて開催いたします。


私は、今回あまり会場には行けませんが、
お正月をテーマにした作品を、少し出しています。
どうぞお近くにお寄りの際は、どうぞご高覧くださいませ。



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