こんにちはとこです。
今日はキッチンの話。
キッチンって、すごく時代を象徴して変化するな。
と思います。
■昭和・・・団地などの核家族の壁付けキッチン
■平成・・・対面式のキッチン↓
吊戸棚を無くして開放的なキッチン↓
■令和・・・ダイニングテーブルと横並びのキッチン↓
家具のように空間に溶け込むキッチン↓
キッチンをリフォームして変えたいなら
料理・食事をどんなふうにして日々行いたいか!に着目です。
①母がひとり集中して料理するキッチンにしたいのか
②子供や旦那さんが料理に参加しやすいキッチンにしたいのか
③お友達がよく来てみんなでワイワイしながら料理するキッチンなのか
上記の3パターンによっても
レイアウトや、どれくらい通路幅に余裕があるかなど
すべて変わってきます。
みんな対面にしているから対面にする。
という考えはやめたほうがいいです。
あなたはどんなふうに料理をして食事をして片付けたいのか??
対面にしたとしても、
ご主人、お子さんも一緒に料理できるようにしたい。
参加型のキッチンにしたいなら・・・
●作業カウンターを広くしたキッチン
●キッチンと背面の通路を広くしたキッチン
だと私は考えています。
リフォームやリノベするときに、
壁付けキッチンはやめたい。
対面キッチンにしたい。
とおっしゃる方も多いのですが、
壁付けから対面にリフォームするとなると
まあまあ面積が必要になります。
リビング&ダイニング側のスペースを脅かすことになります。
狭い空間のなかで対面にすることによって、
絶対一人しか入れないキッチンになります。
(何を隠そう、我が家もそうですけれど・・・・)
たとえ、壁付けキッチンであったとしても
向かいにカウンター収納を設けるだけで
上記の
●作業カウンターを広くする
●通路を広くとる
という事が叶います。
置き家具の作業カウンターだと
将来無くすこともできたり、大きさを変えることも出来てフレキシブルに変化させることも可能。
あなた自身はどのようにしたいか?
・リビングダイニングが少し狭くなっても対面キッチンにしたいのか
・リビングダイニングを少しでも広くしてくつろぎスペースを充実させたいのか
優先順位を明確にすることが大切です。
「時短」という意味では、
もはやお母さんだけがキッチンで忙しく料理をするよりは、
旦那さんもお子さんもお料理・配膳・片付けできる方が、絶対的に時短になります。
色んな人が同時に分かれて行動できるのが一番時短になると思います。
お子さんや旦那さんが料理を手伝ってくれたり、始めたばかりのときは多少時間がかかるかもしれません。
はじめは休みの日など、比較的時間に余裕のある時からご一緒に料理してみるのがいいと思います。
ちゃんとした料理を家族が必ずしもできる必要はないと思います。
・お茶をわかしてくれる
・ごはんを炊いてくれる
・レンジでチンしてくれる
そういうことだけでも、
母が料理をしながら、もしくは後片付けをしながら
同時に行うことも可能です。
必ずしも対面にしなくたって
家事シェアしやすいキッチンは工夫次第で作れるのです!
あとは、
家族が誰でも使いやすいキッチン・収納の仕組みにするだけです。
「ちょっとくらい手伝ってよ」
という感じではなく、
・子供が好きな献立のとき
・作り方に興味深々なとき
などが、家事シェア習慣化のねらい目です♪
我が家では最近旦那氏も
休みの日に料理をしてくれるようになりましたぞ~。
その理由は、
「もし子供が成人し巣立った後、もし俺が一人になったとき、
『お父ちゃんが子供のとき作ってくれた〇〇料理、また食べたい』と言って思い出してほしい」
のだそう。。。
「味」ってやはり思い出なんでしょうかね!
てか、「俺が一人になったとき」って、私が先に死ぬ前提なん!?
長くなりましたが、
最後までお読みくださりありがとうございました。
■リノベーションのキッチンについて書いた記事です↓
■家事シェアについて書いた記事です↓
harunohi はるのひ・にしみやときこ
大阪の北摂地域をメインに
フリーランスとして
リノベ・リフォーム業を行っています
忙しくても、めんどくさがりでもラクに暮らせる工夫やコツを
プロ目線から発信しています。
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