事前に連絡してアポをとってから

教育委員会へ出向きました


特別支援教育担当の指導主事さんが

応対してくださいました



カズが入級不可の理由は


「知能検査の値が

    入級対象に該当しない」



ただその1点。



非常にシンプル。



しかしながら学校は

「検査の値が学習内容を理解できる値」

というだけで

やっていけるわけではない。



幼稚園での数々の不適応の事例は

就学時に資料にまとめて提出済みでしたが

再度その内容を口頭で説明しました。

さらにその不適応な状態に

カズ自身も苦しんでいるということも。


「頑張りたいのに頑張れない」


このことが資料では

うまく伝わらなかったのかなと思って。





暖簾に腕押しとはまさにこのこと。


伝わっている感じが全くしない。


納得や安心とはほど遠い。


でもこれ以上ここでこの人に訴えても

何も変わらないだろう。




こうして息子は35人学級の一人として

入学を迎えることになりました



カズ 9歳

通常学級 3年生

自閉症スペクトラム/ADHD

この春、新しい小学校に転校

〈like〉

小さい頃から…恐竜・乗り物

ここ数年…ポケモン・虫

ごく最近…読書



ここ 5歳

幼稚園 年中

この春、新しい幼稚園に転園

〈like〉

小さい頃から…ネコ

ここ数年…プリンセス・シルバニア

ごく最近…ポケモン・アクセサリー



就学相談を通じて

教育委員会によって判定された

息子の在籍学級の通知


就学先の小学校を通じて受け取りました


判定や通知の方法は

自治体によって違うかもしれません



四つ葉の住んでいた自治体では

少なくともその判定に

就学先の校長先生は

関わっておられないようでした



特別支援コーディネーター

という役割の先生が

各校に少なくとも一人は

いらっしゃるのですが

その先生は就学相談に同席されていたので

教育委員会から意見を聞かれているものと

推測できます



最終判断は

教育委員会の就学担当の指導主事が行ったということを知ったのは

息子が2年生になった秋のこと



危惧していた不登校が

現実のものとなりつつあったあの頃



新しい特別支援コーディネーターの先生

新しい担任の先生

相談してもかわされてばかり



私たち親子は

放デイの先生方に支えられていました



そしてとある信頼のおけるルートから

衝撃の事実が判明


カズの就学判定をした指導主事さん

着任して間もない上に

いろいろあってそのポジションにおかれた

特別支援教育について

知識も経験もほとんどない方だったと



「彼は値で判断することしか

    できなかったんだと思います」



「知能検査の値によって、

    入級対象かどうかが

       決まるわけじゃないよ」



私が思っていたので合ってたんだなぁ。