ハル 秋生まれの5歳(年長)

自閉スペクトラム症

注意欠如・多動症(ADHD)疑い

 

ちゃや 夏生まれの2歳

定型発達(と思われる)

内弁慶で人見知り





こちらの記事の続きです



幼稚園年長のハル

絶賛運動会練習中





昨年の運動会の様子はこちら




障害物競走

にっこにこでスタートを切り

ライバルと肩を並べて

障害物を乗り越え全力で走りゴール


競り負けたことから立ち直れず

コロナで連続だったダンス

たくさん練習したのに

少しも踊らなかった



そんな自分を許せなかったハルは

ごほうびメダルを持った担任の先生の

手を振り払い

よろよろと保護者席まで歩いてきて

泣いていた


自分を責めるように







今年は

運動会の最後に泣くことだけは

防いでやりたい




勝てなくてもいい

競技に出ず見学でもいい

途中で逃げ出してもいい



ハルが自分と相談して

「運動会、頑張れた」

そう思えるような運動会になるように


「ハルくんとたくさん、楽しい思い出を

つくっていきたいと思います!」

春からことある度に

そう言ってくださる担任の先生




担任の先生の上司にあたる

幼稚園の管理職の先生方は

去年のハルの姿を目の前で見ているし

園長先生をはじめ、私やハルに

励ましや慰労の言葉をかけてくれた先生が

何人もいます






それなのに


それなのにどうして




去年の二の舞を彷彿とさせるような


ハルから逃げ場を奪うような


切り替えて戻ろうとしているハルの

想いを汲み取ることなど頭にないかのような


教員としての立場

園としての立場を守るような


そんなハルへの関わりを暗示する


今回の変更





物置小屋(砂場のおもちゃ)の前のベンチから

本部テントの中へ

クールダウンの場所を変更できないかと

担任の先生は管理職から言われたそうです



担任の先生は食い下がったけれど

伝わらなかったと




また今年もハルが涙を流しても


運動会から半年経っても

スマホの運動会の写真を消去していても


管理職の先生方はきっと


去年と同じように


「お母さん、ハルくん、頑張ってましたね!」



いかにもハルの丸ごとを認めているような


そんな言葉を


私たち親子にかけることでしょう


 




今日お迎えに行ったら

「管理職がお母さんとお話したいそうです」

と担任の先生




望むところだ



「こちらこそ、ぜひお願いします」



明日も過酷な1日になりそうです



自閉スペクトラム症の息子の支援グッズ