前回の続きです。

Aさんからお礼のメッセージとツッコミメッセージをいただきました(笑)

ありがとうございます。

 

1・方言について

標準語が一番楽ですしそれでも良いと思います。

 

でも私は関西人なので関西が舞台の関西弁を喋る登場人物が出てきます。

方言は良いですよ。

個性を持たせるにはうってつけ。

 

※博多もつ鍋

 

今までも京都弁、博多弁、和歌山弁、岡山弁、高知弁、岐阜弁などの方言を喋る人物を入れました。

生粋の言葉とは違いがあるかも知れません。

そこはまあ地元じゃないのでね。それらしくさえあればOKです。

 

2・勉強

調べものは好きなのでネットのみならず本を買ったり、場合によっては現地に行って実地取材をします。

そこまでのリアリティーを求めていない人はそれでも良いです。

多種多様な職業やその時代の事、地方の事を調べることは決して無駄にはなりません。

それを元にまた別のお話が書けるからです。

何も小説に限らずとも疑問を持ったことは調べるようにしています。

 

3・推敲(すいこう=内容の吟味)

誤字が少ないと言われたことがあります。

物語中1回しかないとの指摘でしたが、逆に1回あったんだ、気が付かなかったと反省です。

あと矛盾が無いかどうかのチェック。

登場人物が多いので良く名前を混同してました(;^ω^)

 

推敲するためにやっていることは「書き貯め」による余裕作りです。

2か月分書いて書き貯めてから投稿前に何度も見返し、誤字は無いか、矛盾は無いか見直します。

これ、投稿前にしつこくやってても結構見つかるので絶対やるべきです。

 

4・短編・読み切り小説

これはですね、小説書き始めた当初は苦手でした。

短く一話に纏める(読み切り)、数話に纏める(短編)は難しいけれど面白いです。

ハッキリ言って上達します。

是非やってみてください。

纏める力が付きますよ。

短編・読み切りは登場人物を少なく、各人の性格もシンプルかつ強調しています。

 

ポイントは「結末の意外性」です。

いかにして「読者をあっと言わせるか」です。(あくまでも私の場合です)

 

5・脇役の人生

主人公は誰もがおろそかにしません。

でも意外とやりがちなのが脇役のその後どうなったかです。

ほったらかしはいけません。

ちゃんと結末をつけましょう。

 

脇役にも人生があり、恋も結婚も出産もしますしいずれ亡くなります。

そんなロングスパンでなくてもどうなったかは書くべきです。

「その後もずっと仲良しだった」と一言付け加えるだけでも良いです。

「祖父は良い人だった」と過去形にするだけでどうなったか分かりますよね?

 

6・フェイントなど

時系列はあまり複雑にすると訳わからなくなりますが、多少の前後はテクニックとして使えます。

私は自分の小説で主人公の人生を一旦遡ってから追体験させたりしています。

 

語り部(昔語り)と言うのもテクニックとしては面白いですよ。

第三者の思い出の中(回想シーン)の主人公、なんて、素敵じゃないですか。

 

またいきなり場面が変わって話が中断し、「あれはどうなったんだ」と読者に気を揉ませるというのもフェイントテクニックです。

続きを読みたくなると言う効果があります。

 

7・天気・季節・時間・体調

意外と忘れがちなのがこれ。

ずっと晴れているはずないし、ずっと春なわけもない。

 

雨に打たれる、嵐の日に助けに行く、冬の厳しさに耐える、夏に青春を謳歌するなど、季節や天気は重要なアイテムです。

また早朝、朝焼け、深夜、満月の夜、流れ星なども有効利用しましょう。

ドラマティックになりますよ。

 

体調の悪化、怪我について取り扱う場合は良く調べましょう。

 

事故やアクシデントもイベントとしてアリです。

例として挙げるなら、本当なら間に合ったのに渋滞で間に合わなかった、そのせいで人生の歯車が狂った・・・などですね。

 

以上考え付くことは網羅しましたがいかがだったでしょう。

小説は難しいけど読者の反応が良ければ嬉しいものです。

要は読者目線になって楽しんでもらえるか、感情移入してもらえるかどうかです。

 

Aさんの参考になれば幸いです。

 

オマケ

 

私がボツにした小説のアイデア(草案)です。

いつか書こうと思っていましたがついにボツにしました。

「はい!株式会社ヒーロー参上社経理部です」(仮題)です。

 

あらすじ

ある正義の味方の派遣会社『株式会社ヒーロー参上社(略してヒロさん)』でのお話です。

「ヒロさん」は政府では対応できない悪の秘密結社や怪獣、怪人、異星人と戦う戦士(ヒーロー)を派遣する会社です。

主人公はその経理部主任の女性。

 

日々、建物の被害額や巨大合体ロボットやアイテムの修理代などの計算に追われています。

主人公は外見はキュートで、よくあるツンデレです。

派手そうで実はそうでもありません。

でも飲むと荒ぶる女に豹変します(笑)

 

そして営業部の男性と、命名部(怪獣などの命名をする部署)の男性との恋の三角関係に落ちます。

特徴としては「ヒーローの描写が一切ない」ところです。

戦闘シーンも一切ありません。

怪獣も怪人も出てきません。

 

その代わり?脇役としてオタクの「ロボット制作部部員」やマッドな「改造部ドクター」など変な人が出てきます。

ひたすら社内のトラブルや恋愛などを書きます。

至って普通のサラリーマン、OLのお話なのです。

戦闘シーンは無いと言いましたが恋の戦闘シーンは盛りだくさんで、その抽象的表現に怪獣とヒーローを揶揄しています(笑)

そして最後は周りを巻き込んで意外なエンディングに。

 

まあボツなんですけどね。

気になります?え?ならない?そうですか(;^ω^)

 

という訳でぐだぐだと二回に分けて書きました。

読者ファースト、覚えてくださいね。

 

Aさん、また質問などあれば「メッセージ」でお願いします。

間違ってもコメント欄には書きこまないでね。

コメント欄は読者様のものですよ。同業者はお断りします(嘘です・笑)

じゃあ頑張って良いもの書いてね♡

 

桜子でした(⌒∇⌒)